情報サイト?58同城傘下の58同城招聘研究院が28日に発表した一線都市の雇用に関するビッグデータ報告によると、2021年6月には、4つの一線都市の中で、深センの求人ニーズが最も旺盛だった。北京は支給された月給の前年同期比増加率が最も高く、8.6%上昇したという。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
同報告は、「21年6月、深センの求人の前月比増加率は4つの一線都市の中で最も高かった。以下、北京、広州、上海の順番で並んだ。深センは中國で最も早く産業(yè)パークが設(shè)立された都市の一つであり、そしてリーディングカンパニーを誘致し、スタートアップ企業(yè)を育成する『一括政策』が相次いで打ち出されてきた。現(xiàn)在、深センには産業(yè)パークが全部で3千ヶ所以上、國家重點実験室が6ヶ所、各種のイノベーションベクターが2700ヶ所以上あり、人材ニーズが高い」としている。
北京も人材政策に力を入れ始めたことが注目される。最近発表された人材の新規(guī)定では、中國全土の大學(xué)の修士課程?博士課程の修了者、北京の大學(xué)と北京以外の地域の「雙一流(一流大學(xué)?一流學(xué)科)」の學(xué)部卒業(yè)生については、雇用機(jī)関が人材誘致の申請と手続きを行うことができ、條件を満たした休學(xué)中の起業(yè)家も人材誘致の対象とすることを明らかにした。同報告は、「人材政策が持続的にレベルアップするのに伴って、北京の人材誘致力もさらに発揮されることになる」との見方を示した。
同報告は支給される賃金について、21年6月の一線都市全體の平均月給は8129元(1元は17.0円)に上り、全國平均の7596元を上回り、前年同期に比べて2.4%増と小幅に増加した。
都市別に見ると、深センの月給が最高で8376元に達(dá)し、次は北京、上海が並び、いずれも8100元を超え、広州は相対的に低く7803元だった。前年同期比増加率を見ると北京と深センが高く、北京は8.6%増、深センは8.1%増だった。
職業(yè)別に見ると、同報告が発表した21年6月に一線都市で求人が旺盛だった上位10職業(yè)は、一般作業(yè)員、オペレーター、仕分け作業(yè)員、サービス擔(dān)當(dāng)者、宅配便配達(dá)員、パッケージ作業(yè)員、組み立て作業(yè)員、販売員?営業(yè)擔(dān)當(dāng)者、警備員、飲食品配達(dá)員だった。うち販売員?営業(yè)擔(dān)當(dāng)者の前年同期比増加率が最も高く21.5%に達(dá)し、次は宅配便配達(dá)員で10%に迫った。製造業(yè)では、一般作業(yè)員は最も汎用性の高いポジションで、一線都市で供給量が最も多いポジションでもある。
同報告が挙げた21年6月の求職者側(cè)から見た一線都市の人気10職業(yè)は、貨物輸送のドライバー、一般作業(yè)員、ビジネス車のドライバー、事務(wù)員、警備員、販売員?営業(yè)擔(dān)當(dāng)者、サービス擔(dān)當(dāng)者、コック?シェフ、販売代表者、淘寶(タオバオ)の顧客サービス擔(dān)當(dāng)者だった。このうちサービス擔(dān)當(dāng)者の職を求める人は前月比13%増加した。
同報告はこうした狀況の原因を分析して、次のような見方を示した。6月は1年の中頃のショッピングシーズンであり、さらにビジネスとしての移動が増加したため、これに対応するポジションの市場ニーズが増大し、求職ニーズが集中的に放出されることになった。同時に、サービス擔(dān)當(dāng)者のポジションは、學(xué)歴と専門による制限がなく、大多數(shù)の求職者が勤められるため、求職ニーズの上昇が速かった。
一線都市の求人で典型的な職業(yè)を見ると、6月は飲食品配達(dá)員の月給が最高の1萬965元に達(dá)し、宅配便配達(dá)員が9849元で後に続いた。サービス擔(dān)當(dāng)者と警備員を除き、人気職業(yè)の平均月収はいずれも7千元を超えた。前年同期と比較すると、パッケージ作業(yè)員の増加率が最高で17%に達(dá)し、月給は7837元だった。飲食品配達(dá)員とオペレーターの増加率も15%を超えた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年7月29日