九一八事変（満州事変）から90年を迎えた今日、黒竜江省や遼寧省、吉林省、江蘇省、四川省、河南省、上海市など中國各地で防空警報試験が行われている。警報はそれぞれ警戒警報、空襲警報、空襲警報解除の3種類だった。

そのうち、黒竜江省と遼寧省、吉林省の三省は、九一八歴史博物館や偽満皇宮博物院、中國侵略日本軍第七三一部隊罪証陳列館などで追悼活動を連攜して行い、14年にわたる抗日戦爭の歴史を振り返り、日本帝國主義の侵略の罪を明らかにしている。

歴史とは最も優(yōu)れた教科書であり、同時に人々を覚醒させるのに最も優(yōu)れた「薬」となる。90年の月日が過ぎ、中華の大地からはすでに抗戦ののろしも硝煙も姿を消して久しい。しかし、九一八事変は決して消すことのできない心の傷跡であり、中國人は永遠(yuǎn)に忘れてはならず、銘記していかなければならない。

歴史をやり直すことはできないが、未來は変えていくことができる。気骨と自信、能力を備えた中國の人々は、自らの事をしっかりと成し、自らの道をしっかりと進(jìn)み、得難き平和をしっかりと守っていく。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月18日