今月7日、二十四節(jié)気の11番目「小暑」を迎えた。一般的に、「小暑から大暑にかけては、上から蒸され、下からは煮られている」ような気分になると言われている?!感∈睢沟絹?lái)は、1年のうちで最も暑い「三伏(初伏?中伏?末伏)」が間もなく到來(lái)することを意味している。この頃になると、涼しいそよ風(fēng)が吹くことはなくなり、風(fēng)と言えば、「熱風(fēng)」ばかりになる。
季節(jié)の変化に伴い、食べるものも変化し、中國(guó)では小暑の頃に、レンコンを食べる習(xí)慣がある。レンコンには體內(nèi)の熱を冷まし、血の質(zhì)を良くする働きがある。タウナギ、レンコン、もやしは、小暑の「三寶」と稱され、暑さをしのぐのに役立つ。また、この時(shí)期の羊の肉は脂がのっていて柔らかく、とてもおいしいとされ、山東省南部や江蘇省北部には小暑に羊肉を食べる習(xí)慣もある。
「小暑」期間の「全國(guó)サウナ日マップ」が発表
「小暑」を迎えると、萬(wàn)物が繁茂し、夏本番に突入する。中國(guó)天気網(wǎng)が作成した「全國(guó)サウナ日天気マップ」を見(jiàn)ると、例年、「小暑」の頃になると「サウナのような蒸し暑い天気」になりやすい江西省や福建省、浙江省といった地域は、向こう15日間のうち半分以上、非常に蒸し暑くなり、不快感がピークに達(dá)しそうだ。広東省や広西壯(チワン)族自治區(qū)中部、海南省、湖南省、湖北省、河南省、河北省中?南部、陝西省南部、重慶市北部といった地域でも、「サウナのような蒸し暑い天気」の日が5日から8日ほどになるとみられている。西南エリア東部や華北エリア、黃淮エリア東部といった地域では、「サウナのような蒸し暑い天気」の日が5日以下で、東北エリアの大部分、山東半島、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)の一部の地域では2日以下となっている。その程度の蒸し暑さならなんとか我慢できるかもしれない。一方、西蔵(チベット)自治區(qū)や青海省、甘粛省などは「小暑」の期間中、「サウナのような蒸し暑い天気」の日とは「無(wú)縁」と予想されており、多くの人を羨ましがらせている。ただ新疆維吾爾自治區(qū)南部や內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)西部などは、「サウナのような蒸し暑い天気」の日こそないものの、乾燥した厳しい暑さに耐えなければならない。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年7月7日