保護者に付き添われて餅つきをする子ども。

　東京の六本木ヒルズの屋上庭園で11日晝ごろ、伝統(tǒng)の餅つき行事が行われた。六本木ヒルズの屋上は緑化されており、餅つきは面積500平方メートルの屋上庭園で行われた。屋上庭園の一角には港區(qū)唯一の水田（130平方メートル）がある。新華網(wǎng)が伝えた。

　2003年の六本木ヒルズ開業(yè)以來、屋上庭園では毎年田植えと刈り取りが行われてきた。大きな水田には米、小さな水田にはもち米が植えられ、ここで収穫したもち米を使って毎年年初に餅つきを行っている。

　米は新潟県新潟市の提供した「コシヒカリ」と「五百萬石」を栽培。もち米は同市の提供した「こがねもち」を栽培。このため篠田昭市長が自ら出席して場を盛り上げたほか、同市の民間団體が「萬代大鼓」と「獅子舞」を披露。同市のサポートキャラクター「花野古町」「笹団五郎」も登場して興を添えた。

　東京では六本木ヒルズ以外にも多くの高層ビルや駅が屋上農(nóng)園を設(shè)け、野菜や花を栽培している。ある銀行の屋上農(nóng)園は小學(xué)生が管理。子ども達が自然に親しめるようにすると同時に、限られた空間でも緑化を進めることで、ヒートアイランド現(xiàn)象を軽減し、エコ社會の建設(shè)に貢獻している。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年1月12日