せわしない毎日、大きなストレス、寸暇を惜しんで動(dòng)き回る私達(dá)が、ちょっと一息つきたい時(shí)、「一杯のお茶をゆっくり飲む」「好きな本を読む」「空を見上げてホッとして微笑む」ことで心を落ち著かせる人よりも、「ネットに接続する」ことを選ぶ人が多い?！袱ⅳⅰⅳ膜蓼椁胜?！ちょっとネットにつなごう」「少し休憩しなくちゃ。微博（ウェイボ）にアクセスしよう」???だが、つまらない時(shí)にネットに接続すると、私達(dá)は更につまらない気分に陥ってしまう。金陵晩報(bào)が報(bào)じた。

■多くの人が「ネット無気力癥候群」に懐疑的

　無作為に抽出した市民36人を?qū)澫螭趣筏骏ⅴ螗暴`ト調(diào)査の結(jié)果、「自分は多かれ少なかれネット無気力癥候群に陥っている」と自覚している人は約70％に達(dá)し、年齢別では20歳から40歳の人が比較的多かった。

　設(shè)計(jì)エンジニアの張さんは、普段、休みのほとんどの時(shí)間をネットに費(fèi)やしている?！弗庭氓趣扦?、微博や微信（スマホ用チャットアプリ）、ゲームなどをやっている。微博では10ページほどしか見ない。リアルタイムで更新するが、閲覧するスピードの方が更新スピードより速い。その後に、ゲームをしたり、オンラインドラマを見たりする」と話す張先生は、ノートＰＣを抱えたまま眠ってしまうこともたびたびあるという。

　あるネットユーザ―は、「目的もなくネットに接続すると、見たくも無い映畫を見て時(shí)間を無駄にし、ゲームをし始めるとハマってしまう。ＱＱで友人とどんなやり取りをしたかもよく覚えていない。ひっきりなしにサイトを開いたり閉じたり、永遠(yuǎn)に右クリックを繰り返して更新している」とつぶやいた。

■小さな畫面の世界から大きな社會(huì)生活に戻るべき

　南京心理危機(jī)介入センター主任の張純氏は、「人々はこれまで、顔と顔をつき合わせて交流することで、自分が必要とする知識を獲得していた。しかし、急速に発達(dá)したネットワークは、その簡便性?速さ?広範(fàn)さによって、人々を現(xiàn)実の世界からバーチャルの世界に連れ去ってしまった。さらに、人々は、自分の感情表現(xiàn)の場さえも、現(xiàn)実社會(huì)からモニター畫面へと移動(dòng)させた?，F(xiàn)代の人々は、ネットワークが発する情報(bào)にあまりにも依存しすぎている」と指摘した。

　人々がネットワークの扱い方に慣れ、畫面があっという間に更新されると同時(shí)に同じようなものが溢れ返るようになると、ネットに対して抱いていた新鮮感が急激に低下する。また、ネットで繋がった関係の多くは、現(xiàn)実社會(huì)での結(jié)びつきほど強(qiáng)固なものではなく、「今日、不愉快なことを経験したら、ネット上で誰か捕まえて愚癡をこぼす。しかし次の日になると、その相手はネット上であなたを無視する。そのようなことが數(shù)度続いたら、もう2人の関係はおしまい」－感情を受け止めてくれる相手が不確定でバラバラという狀況で、人々はネットワークに対して摑みどころが無くなり、そこから「ネットぼんやり癥」や「ネット無気力癥」が生じ、目的を持てず、エネルギーを失くし、孤獨(dú)感に襲われる。

　張センター長は、このような癥狀について、次のような見方を示した。

　人々にとって、ネットワークという存在は、単なる生活補(bǔ)助ツールに過ぎず、その機(jī)能には限りがある。限られた機(jī)能に限りないニーズに対応するよう求めても無理がある。生活はモニター畫面の中に収まりきるものではない。畫面の中の世界は大きいが、畫面の外の世界はもっともっと大きい?，F(xiàn)実の世界に戻り、生活設(shè)計(jì)やキャリアプランにおいて「オン」と「オフ」を上手に組み合わせるよう心がけるとよい。気心の知れた友人を作るよう努め、友人との意思疎通や交流をより強(qiáng)め、良好な人間関係を築き、ココロにも日光浴をさせて晴々とした気持ちを持つことが大切だ。（編集ＫＭ）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年2月11日