▽時(shí)間を節(jié)約　人民元が貿(mào)易を加速

　臺灣地區(qū)の情報(bào)技術(shù)（IT）サービス企業(yè)?関貿(mào)網(wǎng)絡(luò)の連鯤菁総経理（社長）によると、貿(mào)易プロセスの90％がオンラインでできるようになり、貿(mào)易にかかる時(shí)間が半分以上短縮されるようになった。臺灣地區(qū)の輸出企業(yè)の多くにとって、國境を越えた人民元建て決済が始まったことは大きな福音だという。

　快銭の関國光最高経営責(zé)任者（CEO）によると、貿(mào)易情報(bào)がすべて電子証明書化されたことにより、貿(mào)易取引がスピードアップしただけでなく、監(jiān)督管理部門も業(yè)務(wù)がよりやりやすくなり、一石二鳥だといえる。

　連総経理は次のように話す。すぐに消費(fèi)する商品だけでなく、今後は工業(yè)製品もネットで貿(mào)易取引できるようになることを期待する。そうなれば、未來の大陸と臺灣地區(qū)との貿(mào)易にはなお大きな発展の可能性があることになる。

　人民銀支付結(jié)算司（決済部門）の周金黃副司長は18日、「中國人民銀行は上海自由貿(mào)易區(qū)が、実體経済の需要に合致したより多くの決済商品をうち出すことを支援する」と述べた。

　▽空間を節(jié)約　銀行はどうやって危険をチャンスにする？

　人民銀は第三者決済機(jī)関による國境を越えた人民元建て決済業(yè)務(wù)のテスト事業(yè)を認(rèn)可したが、この業(yè)務(wù)の展開を背後で支援するのはやはり銀行だ。この業(yè)務(wù)を支援することは、銀行にどのようなチャンスや課題をもたらすだろうか。

　中國銀行上海支店の潘岳漢行長（支店長）は、「商業(yè)銀行にとって、第三者決済機(jī)関による國境を越えた人民元建て決済業(yè)務(wù)を支援することは、自らの業(yè)務(wù)革新に可能性を與えることになる。たとえば、國境を越えた資金の投資需要や両替需要が増加することになる。資産運(yùn)用商品、債権商品、リスクヘッジ商品など、いずれも大きな革新の可能性をもつようになる」と話す。

　また潘行長はネットバンキングが従來の銀行に與えた打撃について、ネットワーク化は単なる手段に過ぎないという。銀行にとって今最も重要なことは、銀行本位に回帰することで、顧客と実體経済によりよいサービスを提供することだと指摘する。（編集KS）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年2月20日