路線バスで発見(jiàn)されたニセ札。

　皆さんは中國(guó)児童銀行を知っているだろうか。ここ半月ほどの間に長(zhǎng)春の路線バス156番の運(yùn)転手、叢さんはニセ1元札をよく受け取っている。紙幣上に書(shū)かれた発行銀行は「中國(guó)児童銀行」で、叢さんは頭を悩ませている。新文化報(bào)が伝えた。

　▼ニセ紙幣は「中國(guó)児童銀行」発行

　「外形は1元紙幣そっくりだが、発行銀行が『中國(guó)児童銀行』で、乗客が投入した時(shí)には全く気づくことができない。実に模倣レベルが高い…」。叢さんは156番の運(yùn)転手?オーナーで、すでに10枚以上のニセ札を受け取っている。これらの1元札は本物の1元紙幣と大きさもデザインもほぼ同じで、ぱっと見(jiàn)ただけでは本物に見(jiàn)えるが、紙幣上にはミッキーマウスなどが描かれている。

　長(zhǎng)春の路線バスの関係者によると、それぞれのバスでニセ札や破損した紙幣が発見(jiàn)されており、しかもニセ札の種類は様々だ。

　複數(shù)のバスの関係者によると、これらニセ札のうち最も一般的なのはゲームのカードで、ほとんど全てのバスで発見(jiàn)されている。また記念貨幣や香港、韓國(guó)、日本などのコインも含まれている。

　関係者によると、長(zhǎng)春のワンマンバスは現(xiàn)在數(shù)千路線以上あり、大まかな統(tǒng)計(jì)によると、長(zhǎng)春の路線バスで発見(jiàn)されるニセ札や破損した紙幣の額は毎年100萬(wàn)元以上に達(dá)するという。

　「問(wèn)題の1元札」使用を効果的に防止するため、一部路線ではバスに判別機(jī)を設(shè)置し、ゲーム用紙幣や破損した紙幣などを識(shí)別して「吐き出す」ようにしている。同機(jī)のニセ札識(shí)別率は99%以上に達(dá)するという。（編集YH）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年5月4日