全米技術(shù)アカデミーのウェブサイトはこのほど、新たに選出した2014年の會員リストを発表した。四川大學(xué)教授の張興棟氏は「筋肉?骨格の臨床実験および生體材料の貢獻」により、會員に選ばれた。全米技術(shù)アカデミーが今年選出した11人の外國人會員のうち、張氏は唯一の中國人だった。人民日報が伝えた。

　張氏は1960年に四川大學(xué)固體物理學(xué)部を卒業(yè)し、2007年に中國工程院の院士になった?，F(xiàn)在は四川大學(xué)の教授で、中國生物材料學(xué)會の理事長を兼任している。1983年には中國國內(nèi)で率先して、生物活性人工骨（歯）およびハイドロキシアパタイトの研究を?qū)g施した。

　張氏は、「骨誘導(dǎo)性人工骨生體材料には獨自性がある。分かりやすく言えば、人體の組織?器官が損傷を受けた場合、同材料を人體に植え込むことで、人體自身の回復(fù)機能を働かせ、新たな組織を形成させることが可能だ。副作用もなければ、人體の永久的な回復(fù)を?qū)g現(xiàn)できる」と説明した。同材料は2013年に臨床応用を開始し、現(xiàn)在まで數(shù)萬件の例があるが、治療効果は良好だ。また張氏の、人工関節(jié)ハイドロキシアパタイトコーティング技術(shù)の成果も世界先進水準(zhǔn)に達(dá)しており、臨床応用が10萬件弱に達(dá)している。

　全米技術(shù)アカデミーは1964年12月に設(shè)立された、米國の科學(xué)技術(shù)界で最高の水準(zhǔn)を持つ學(xué)術(shù)機関、世界で高い影響力を持つ技術(shù)アカデミーの一つだ。同アカデミーの會員は現(xiàn)在、米國人が2250人、外國人が214人に達(dá)する。これには宋健氏、徐匡迪氏、周済氏、王淀佐氏、謝克昌氏、姚熹氏、鄭哲敏氏、曹湘洪氏、張興棟氏ら、9人の中國人が含まれる。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年2月10日