スペインから來たカルロス?モリ(音訳)氏は9日午後、上海市公文書館に先祖が収蔵した上海に関する古い寫真1千枚以上を寄贈した?!弗毳恁?モリ所蔵の上海の古い寫真」展も同市公文書館外灘館で開催される。
同展で展示される寫真は上海に住むスペイン人畫家、カルロス?モリ氏だ。モリ氏は歐州の王族の末裔で、母方の祖母?マリアさんは有名なハプスブルグ家出身だ。1938年にマリアさんの姉の夫はイタリアの外交官の身分で中國を訪れた。上海滯在の期間中、彼は寫真を撮影し、また他の外國人住民や上海駐留の米國軍兵士から清末期から抗日戦爭(日中戦爭)時期の上海の古い寫真を數(shù)多く集めた。これらの寫真は獨特の視點で、1940年代前の上海の実際の姿、特に上海の町の様子や抗日戦爭時期の風景を捉えている。
今回の「カルロス?モリ所蔵の上海の古い寫真」展の中には、當時の上海の珍しい立體寫真2枚がある。1920年代の蘇州河と、同時期の福州路のものだ。これらの寫真は米國の有名な立體寫真製作會社のKEYSTONE社が製作したもので、同社は1892年に米國?ペンシルバニア州で設(shè)立された。立體寫真は100年以上前に誕生したもので、多くは2枚の寫真を並べたものだ。見る人は肉眼では2枚の違いを判別できないが、実際には位置が若干ずれており、専用の機械を使ってみると生き生きとした立體的な畫像に見える。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月10日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386