中國移動（チャイナ?モバイル）の北京支店である北京移動は1日、地下鉄1號線と6號線の沿線のホームで4Gサービスの提供が始まったことを明らかにした。一方、4號線と9號線の沿線では、ホームだけでなく、走行中も接続することができ、4Gが全線でカバーされた。そのほか、今年の年末までに、北京市の郊外や主な幹線道路、市の中心部と郊外を結(jié)ぶ連絡(luò)線でも、4Gがほぼカバーされるという。北京日報が報じた。

筆者が実際に體験してみたところ、2Gや3Gと比べると、4Gではネット速度が格段に早くなった。ただ、地下鉄では設(shè)備の設(shè)置が複雑になるほか、特殊な地形も重なり、上記4路線で4Gに接続しインターネットをしても、室外で4Gに接続するのと比べると、ネット速度がやや劣った。

4Gサービスが始まった一方で、現(xiàn)在2G、3Gを利用している市民は、路線によってはネット速度が極端に遅いと訴えている。例えば、天通苑駅から毎日地下鉄に乗って通勤している陳さんは、「4Gが使えるようになったといっても、2G、3Gはカメのような速度。そのへんも改善してほしい」とし、「5號線の沿線では、中國電信（チャイナ?テレコム）も、中國移動も、インターネットができなくなることがよくある」と訴えている。

北京の地下鉄の1號線や2號線、10號線（二期區(qū)間）では、中國移動、中國聯(lián)通（チャイナ?ユニコム）、中國電信の3社の3Gをカバーしている。しかし、10號線（一期區(qū)間）や5號線などでは、3Gや2Gがつながりにくい狀態(tài)が存在している。通信事業(yè)者の複數(shù)の関連の責(zé)任者は、「2G、3G、4Gの全面的なカバーを急いでいるものの、一部の路線では、事業(yè)者が地下鉄會社と、費用の面で合意に達していなかったり、地下鉄內(nèi)での工事が難しかったりという難題が殘っている」と説明する。(編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月3日