山東省の青島稅関は今年、國(guó)務(wù)院がうち出した対外貿(mào)易の安定的増加という要求を徹底実施するため、國(guó)境を越えた電子商取引の「陽光通路」、加工貿(mào)易の「加工過程のアウトソーシングモデル」の普及といった、20數(shù)項(xiàng)目の重點(diǎn)任務(wù)を展開する。稅関特殊監(jiān)督管理地域を調(diào)整?最適化し、新型の貿(mào)易業(yè)態(tài)の発展を支援し、山東省の対外貿(mào)易の安定成長(zhǎng)に力添えをする方針だ。

現(xiàn)在、青島稅関に所屬する臨沂稅関は、栗や落花生などの農(nóng)産品、玩具、衣類、靴?帽子類などの従來型手工業(yè)製品の加工貿(mào)易を「加工過程アウトソーシングモデル」に組み込んでいる。こうした加工貿(mào)易を手がける企業(yè)は、稅関の認(rèn)可を受けて、農(nóng)村部にある加工工房に委託して貨物の加工作業(yè)を行い、規(guī)定された期限內(nèi)に加工済み製品を回収して輸出している。おおまかな統(tǒng)計(jì)によると、このモデルにより1萬人を超える雇用が生まれ、農(nóng)民の一か月あたりの収入が1千萬元（約1億6417萬円）以上増加し、対外貿(mào)易の安定化と農(nóng)民の収入の増加の一石二鳥を?qū)g現(xiàn)したという。

山東省の伝統(tǒng)的産業(yè)である農(nóng)産品加工産業(yè)の主體は郷鎮(zhèn)や農(nóng)村部にあることが多く、加工工房は商工登録や稅関の登録の條件を備えていないのが一般的だ。また農(nóng)産品は季節(jié)的な要因が大きく、閑散期と繁忙期の需給の差が大きく、閑散期には働き手が流出し、繁忙期には人を募集しても集まらないという問題がある?！钙髽I(yè)と農(nóng)家が手を結(jié)んだアウトソーシング加工モデル」を普及させることで、農(nóng)産品加工の需要と労働力との間のズレを修正することができた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月29日