(7)中國の対外政策は一貫しており、三點に集約できる。第一に覇権主義への反対、第二に世界平和の維持、第三に第三世界との団結(jié)と協(xié)力の強化である。
中國の対外政策は一貫しており、三點に集約できる。第一に覇権主義への反対、第二に世界平和の維持、第三に第三世界との団結(jié)と協(xié)力の強化、もしくは連攜と協(xié)力の強化である。なぜ今、第三世界を強調(diào)するのか。覇権主義に反対し、世界平和を維持することは、第三世界にとって特殊な意義を持っているためだ。覇権主義の被害者は誰か。米國やソ連だろうか。米國やソ連は覇権主義を進める側(cè)であり、被害者ではない。歐州や日本、オセアニア、カナダの先進國も被害者ではない。東歐には少し被害者の側(cè)面がある。もしも世界平和が破壊されれば、まず被害を受けるのは誰か。第2次世界大戦が終わっても実際には平和は訪れていない。大きな戦爭はないが、小さな戦爭は絶え間なく続いている。小さな戦爭はどこで行われているか。第三世界でである。その根本的な原因は、超大國の覇権主義がそこで挑発を行い、介入を進めていることにある。長期にわたって、超大國は、第三世界の衝突を利用して自らの目的を遂げてきた。第三世界の國自體にもあれこれの問題はあったとしても、直接被害を受けるのはいつも第三世界の國家と國民である。世界平和を維持し覇権主義に反対する本當(dāng)の主力は、密接な利益問題を抱える第三世界だ。これは人々の意志によって動かせるものではなく、第三世界の地位と利害関係とによって決定される。
以上は、鄧小平氏が1982年8月21日に國連のデ?クエヤル事務(wù)総長と會談した際の談話の一部である。
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