オンライン決済でパスワード、確認コードを入力せず、カメラで顔を直接撮影すれば、より便利で安全だ。中國科學(xué)院重慶研究所は、國內(nèi)で初めて顔認証決済システムを開発した。オンライン決済は、モバイル端末のカメラ機能を使うだけで実行できるようになった。重慶晨報が伝えた。
◆6秒內(nèi)で決済完了
同研究所のスマート?マルチメディア技術(shù)センター長の周曦氏は、「顔認証決済システムの重要な技術(shù)研究を完了した。當センターが世界で初めて開発した顔データ収集アレイは、91の角度から顔データを収集し、顔認証に最大の影響を及ぼす光、角度、障害物などの狀態(tài)に対して、最良の認証効果を発揮する。當センターの顔認証システムは、自動通関システム、動的顔認証勤務(wù)チェック裝置、多屬性?動的顔認証システムなどに活用されている。當センターはこれを踏まえた上で、顔認証モバイル決済システムを開発し、顔の撮影のみでの決済を可能にした」と説明した。
周氏は、「撮影による決済は1秒で終了する。當センターは、顔認証モバイル決済アプリを開発中だ。ユーザーは端末(攜帯電話、タブレットPC)に同アプリをインストールし、口座情報もしくはクレジットカードを顔認証決済システムと結(jié)びつければ良い。ユーザーがカメラで寫真を撮影すると、システムは1秒內(nèi)に身分認証を終え、スムーズな決済を?qū)g現(xiàn)する。決済のすべての過程が、4?6秒內(nèi)に完了する」と語った。
◆雙子も識別可
周氏は、「顔認証は、人の外観の特徴に関する情報を使い身分を認証する。同技術(shù)の最大の特徴は、個人情報の漏洩を防ぎ、接觸せずして識別を行える點にある。人の顔は指紋と比べコピーが困難で、パスワードを忘れたり、パスワードが漏洩するリスクもないため、安全性が高い」と指摘した。
周氏は、「システムはデータベースの顔に対する分析、200萬の顔の特徴の組み合わせの分析を通じ、スマート化されたアルゴリズムを形成した。一般人には見分けがつかない雙子でも、システムならば一目で區(qū)別できる。そのため認証ミスの可能性は非常に低い」と語った。
同システムはオンライン學(xué)習の能力を持つ。顔認証のたびに、システムは人體の変化(痩せる、太るなど)に関する特徴を自動的に學(xué)習する。ユーザーは體重の増減が認証結(jié)果に影響を及ぼすことを心配しなくてもよい。同センターは1000人以上の內(nèi)部試験を?qū)g施しており、正解率は99.8%に達している。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月9日
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