興教寺塔は唐代の有名な高僧玄奘法師のための舍利塔で、西安市少陵塬畔の興教寺內(nèi)にある。

興教寺は西暦669年に唐の時代の高僧三蔵法師の遺骨を納めるために建てられた、全稱「大唐護國興教寺」という。唐末以降に何度も再建され、清の同治年間に寺殿は戦火で破壊され、興教寺塔（別稱「玄奘墓塔」）および彼の弟子窺基と円測の塔のみが殘された。

興教寺塔は南北向きで四角形5階建てのレンガ造りの塔で、高さ約21メートル、底部の辺長は5.2メートルである。底部南面には玄奘の土の彫像が置かれ、北側(cè)の壁には唐の開成4年（西暦839年）の「唐三蔵大遍覚法師塔銘」が設(shè)置されている。碑には玄奘の誕生や出家、受戒、取経、経典翻訳の過程が記されている。（編集YH）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月17日