中國科學(xué)院南京地質(zhì)古生物研究所研究員の黃迪穎氏、博士研究生の蔡晨陽氏による、世界初の「ニセカッコウムシ(中國語:偽郭公蟲)」の化石に関する研究成果が、國際的な昆蟲學(xué)會の學(xué)術(shù)誌「European journal of entomology」に掲載された。これは現(xiàn)在発見されている中で、世界で最も狀態(tài)の良いニセカッコウムシの化石だ。光明日報(bào)が伝えた。
この約1億6500萬年前の化石は、黃氏の調(diào)査チームによって、內(nèi)モンゴル自治區(qū)寧城県道虎溝村の道虎溝から発見された。このニセカッコウムシの體長は約3ミリで、顕微鏡を使わなければ細(xì)部を観察できない。様々な研究を通じて、このニセカッコウムシの化石は「中華ジュラ盾辺ニセカッコウムシ」と名付けられた。黃氏は、「今から1億6500萬年前に、中國東北部でこのニセカッコウムシが生息していたと判斷できる。この化石と似ているニセカッコウムシは、南アメリカで生息しており、中國では絶滅している」と述べた。
蔡氏は、「この化石はニセカッコウムシ科甲蟲と確認(rèn)された世界初の化石で、同科の化石の記録を約1億6500萬年繰り上げた。これは多色亜目甲蟲、鞘翅目全體の昆蟲の研究?分析に対して重要な意義を持つ」と語った。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月19日
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