中日甲午戦爭(zhēng)の沈沒(méi)船、黃海で発見(jiàn)

國(guó)家文物局水下文化遺産保護(hù)センターはこのほど、丹東市の黃海の海域に沈沒(méi)した船が、中日甲午戦爭(zhēng)（日清戦爭(zhēng)）の海戦で沈沒(méi)した戦艦であることを確認(rèn)した。この戦艦は、「丹東1號(hào)」と命名された。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

丹東1號(hào)は1600トンほどで、水深18-23メートルの海底に沈沒(méi)した。戦艦のすべてが砂の中に埋もれ、一部の鉄板と船體の部材が砂の中から見(jiàn)えている。戦艦には大量の海底生物と漁網(wǎng)が付著している。

丹東1號(hào)の水中考古重點(diǎn)調(diào)査チームを率いる周春水氏は、「現(xiàn)狀から判斷すると、この戦艦は外的要因による損傷が深刻だ。この損傷には、さまざまな原因がある。當(dāng)時(shí)爆弾を投下された可能性があり、ボイラーが爆発した可能性もある。また現(xiàn)代人が網(wǎng)を使い、破片を引き揚(yáng)げたと見(jiàn)られる。しかし幸運(yùn)にも、いくつかの問(wèn)題を説明するものが見(jiàn)つかった。1門の艦砲、一部の弾薬の他に、全長(zhǎng)が50メートル以上、幅が10メートル、縦橫比が少なくとも5に達(dá)する細(xì)長(zhǎng)い艦體が見(jiàn)つかっている。この縦橫比は、丹東1號(hào)が戦艦のようなものであったことを意味する。どのような艦艇であっても、重要な意義がある」と指摘した。

120年前の中日甲午戦爭(zhēng)で、清の北洋艦隊(duì)のうち「致遠(yuǎn)艦」、「経遠(yuǎn)艦」、「超勇艦」、「揚(yáng)威艦」の4隻の戦艦が交戦海域で沈沒(méi)した。専門家は、丹東1號(hào)は鄧世昌が率いた致遠(yuǎn)艦、もしくは黃建勲が率いた超勇艦である可能性が高いと分析している。1門のガトリング砲がすでに水揚(yáng)げされているが、製造元の重要な情報(bào)が記されているプレートは海洋生物に覆われている。今後の作業(yè)により、戦艦の身分を示す重要な手がかりが得られる見(jiàn)通しだ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年10月8日