日系自動(dòng)車メーカー、不調(diào)挽回にあの手この手 (2)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2014年10月23日09:50

東風(fēng)日産はさらに、大連工場(chǎng)の操業(yè)開(kāi)始を手がかりに、「北進(jìn)戦略」を打ち出し、南北市場(chǎng)の戦略がバランスを欠いていたこれまでの局面を調(diào)整していくという。

新車発表で販売臺(tái)數(shù)を伸ばそうというメーカーが多い中、新車販売で失敗を重ねた本田は、「安全」というカードを切った。本田は中國(guó)で行われた発表會(huì)で、中國(guó)市場(chǎng)初の「FUNTEC SAFETY 『ゼロ事故』社會(huì)の創(chuàng)造」というスローガンを打ち出し、広汽本田の「奧徳賽（ODYSSEY）」と東風(fēng)本田の「SPIRIOR（思鉑叡）」に搭載した多機(jī)能の自動(dòng)安全技術(shù)を重點(diǎn)的に紹介した。

広汽本田は10月末、中國(guó)初公開(kāi)となる車対車の傾斜角15度のスモールオーバーラップ衝突実験を行う。メーカー側(cè)の計(jì)畫によると、本田の主力車種である第9世代アコードを時(shí)速56km?傾斜角15度?オーバーラップ率25％で衝突させる。安全性を全面に打ち出したボルボが成功していることで、本田も安全を切り札に勝負(fù)しようとしている。

だが本田の安全性には懸念もある。英ロイター社の報(bào)道によると、本田はこのほど、座席シートベルトに欠陥が見(jiàn)つかった高級(jí)車アキュラ約4萬(wàn)3000臺(tái)を米國(guó)でリコールすることを発表した。リコール対象には中國(guó)の700臺(tái)余りも含まれる。リコールされた車種は、前の座席のシートベルトが－17.7度で引き出せなくなり、安全に問(wèn)題があるという。

米國(guó)の自動(dòng)車専門サイト「Edmunds.com」によると、米國(guó)家道路交通安全局（NHTSA）はこのほど聲明を出し、本田が6292臺(tái)の2015年型フィットのリコールを宣言したことを明らかにした。これによると、同車種のAピラーパネルの組み立てに誤りがあり、危険が発生した時(shí)にエアバッグが開(kāi)かない可能性がある。本田が安全で中國(guó)の消費(fèi)者にアピールするための道のりはまだ長(zhǎng)い。

大規(guī)模な新車投入、生産力の拡大、戦略の調(diào)整、人目を引く計(jì)畫の打ち出しなど、日系自動(dòng)車メーカーは自らの努力を通じて、中國(guó)での発展がまた春を迎える日を望んでいる。だが競(jìng)爭(zhēng)のますます激化する中國(guó)の自動(dòng)車市場(chǎng)で、日系メーカーのこうした措置は中國(guó)の消費(fèi)者の肯定的な反応を得られるか。また日系メーカーは、ドイツ系メーカーや米國(guó)系メーカーの包囲網(wǎng)を突破できるか。その答えが出るにはまだもう少し時(shí)間がかかりそうだ。（編集MA）