舊暦の年末が近づき、各大手銀行は1年で最も忙しい時期に入った。この時期は、「お年寄りや子供にお年玉を配る」「社員に年末ボーナスを出す」など、多額の現(xiàn)金が頻繁に出入りする。萬が一、現(xiàn)金強(qiáng)奪など良からぬことを考える悪者に、待ち伏せや尾行をされるようなことがあれば、最悪の事態(tài)を招きかねない。銭江晩報が伝えた。

杭州警察は、「萬が一そのような狀況に出くわした場合は、110番で助けを求めるように」としている。だが、110番擔(dān)當(dāng)パトカーが出動中であれば、現(xiàn)場に駆けつけるまでに、すこし時間がかかるかもしれない。

杭州市上城區(qū)にこのたびお目見えしたミニパトカーが、この業(yè)務(wù)の遂行のために一役買うと期待されている。

同區(qū)が管轄する54カ所のコミュニティ全てに、ミニパトカーが配備された。これらのミニパトカーは、110番通報で現(xiàn)場に駆けつけるだけではなく、時に応じて、護(hù)送の役目も擔(dān)う。ただし、護(hù)送業(yè)務(wù)は、まだ試行段階にある。

杭州上城警察は5日午前、「今から舊暦1月15日（3月5日）までの期間、上城區(qū)限定で、高齢者?女性?子供?身體障害者など特別な保護(hù)を必要とする人々が、額面5萬元（約94萬円）以上の現(xiàn)金を銀行から引き出して自宅に持ち帰る場合は、パトカーによる護(hù)送の依頼を申請することができる」と発表した。

上城警察は、多額の現(xiàn)金護(hù)送のほか、「春節(jié)（舊正月）連休中に長期にわたり家を空ける場合、あらかじめ派出所に屆けておけば、警察が定期的に見回りを?qū)g施する」など、3項目の特別警戒業(yè)務(wù)を行うとの方針を示した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月6日