沈騰と馬麗の漫才「投其所好」、リハーサル中
今年の中國中央テレビ(CCTV) の「春晩」(春節(jié)を祝う中國の國民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相當(dāng))では、「反腐敗」をテーマにした漫才が最大の目玉となる。披露されるのは、苗阜と王聲の漫才「這都不是我的」、周煒、武賓の漫才「圈子」、沈騰と馬麗の「投其所好」(仮題)だ。
漫才「這都不是我的」は、「ここ30年で最も風(fēng)刺度が高い」と言われている。ある官僚が誘惑に負(fù)けて、必死に言い訳を探して賄賂を受け取るというのがその內(nèi)容。賄賂の過程が細(xì)かく描かれている。受け取る物はお金や不動産の他、女性の性的サービスまであり、さらに、その女性が妊娠するという過激な內(nèi)容まである。
CCTVは昨年10月に、漫才のテーマを「反腐敗」にしてほしいと要望を出していたという。その後、苗阜によると、官僚が賄賂に手を染める際の心理狀況やその過程の詳細(xì)を知るために、「陝西省の共産黨委員會宣伝部に連絡(luò)した」という。「同部はとても協(xié)力的で、すぐに紀(jì)律検査委員會の指導(dǎo)幹部らとの座談會を開いてくれた。幹部らは、たくさんの実際にあった出來事を教えてくれた」。
今回春晩に出演することになり、その難しさが初めて分かったという苗阜と王聲は、「マイナスなものでないと、視聴者に共感してもらえないというわけではない。ブーイングを受けるかもしれないので、その心の準(zhǔn)備もしている。でも、一般國民が言いたいことを必ず表現(xiàn)したい」と語っている。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月13日
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