無限に広がる神秘的な宇宙を前にして、人類の小ささは探索する過程においてすます明らかになっていくだろう。米航空宇宙局(NASA)は9日、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、まるで人類に微笑みかけているかのような宇宙に浮かぶ「笑顔」のように見える星空の寫真を公開した。國際在線が伝えた。
この「笑顔」は丸い顔に2つの輝く目、小さな鼻、カーブを描く口からなる。この「スマイル」はSDSS?J1038+4849銀河団を撮影したものだ。
寫真ではオレンジ色の大きな2つの「目」と、ボタンのような白い「鼻」を見分けることができる。寫真についているコメントによると「この『笑顔』の目は非常に明るい銀河で、口は銀河団の強い『重力レンズ効果』によるものだ」とされている。
科學者によると、銀河団は大きな質(zhì)量を持ち、その強い引力が周辺の時空を曲げて背後の銀河の光を捻じ曲げている。こうした効果は人間が凸型レンズを使うのと同様の効果をもたらすという。
ハッブル宇宙望遠鏡は1990年に打ち上げられた、観測の成果が最も豊富な天文機器の一つだ。同望遠鏡は大量の寫真を撮影しているが、この「スマイル」の寫真はジュディー?シュミット(音訳)さんという天文愛好家が発見した。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月13日
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