ボアオ?アジアフォーラム2015年度年次総會が28日、正式に開幕した。習(xí)近平主席は開幕式に出席し、「運命共同體に向かって:アジアの新たな未來」と題した基調(diào)講演を行った。習(xí)主席のボアオ?フォーラム參加はここ5年で3回目。
▽歴史の回顧:重要な節(jié)目にあたっての追憶と反省
今年は様々な節(jié)目となる年である。世界反ファシズム戦爭と中國人民抗日戦爭の勝利70周年であり、國連創(chuàng)設(shè)70周年でもあり、アジア?アフリカ會議開催60周年でもある。さらにASEAN経済共同體の発足の年でもある。習(xí)主席は講演で、「歴史はいつも、重要な節(jié)目にあたって、人々の追憶と反省を呼び起こすものだ。今年は人々の記念に値する重要な年であり、人々が歴史をしっかりと記憶し、過去を教訓(xùn)として未來を知る重要な時となる」と語った。
この70年で、世界情勢は大きく変化し、アジアの情勢にもかつてなかった変化が起こった。習(xí)主席はこのプロセスにおいては「アジア諸國による地域協(xié)力実踐の推進の中から『相互に尊重し、話し合いによって一致を目指し、それぞれの満足に配慮したアジアの方式』が形成される」とし、このことは「新型國際関係の樹立推進に歴史的な貢獻をすることとなる」と指摘した。
▽先賢への敬意:アジアの平和発展への李光燿氏らの貢獻を評価
シンガポールの初代首相の李光燿(リー?クアンユー)氏は先日亡くなり、29日には國葬が予定されている。習(xí)主席は講演で、アジアが過去70年に上げた発展と成果について、「これはアジア各國の人々が一代また一代と奮闘を続けてきた結(jié)果であり、多くの政治家や志ある人々の努力の結(jié)果でもある。李光燿氏は國際社會の尊敬を集めた戦略家?政治家であり、アジアの平和と発展、アジアと世界との交流?協(xié)力に多大なる貢獻を果たした。この機會に、アジアの平和発展に貢獻した李光燿氏を含むすべての先賢諸氏に崇高なる敬意を表する」と語った。
▽未來への展望:運命共同體実現(xiàn)のための4つの「堅持」
習(xí)主席は未來について、「アジアは『世界のアジア』である。アジアが運命共同體へと向かい、新たな未來を切り開くには、世界の前進の歩みの中で前進し、世界の発展の流れの中で発展する必要がある」とし、4つの「堅持しなければならない」要點を強調(diào)した。第一に、各國の相互の尊重と平等な処遇を堅持しなければならない。第二に、協(xié)力とウィンウィン、共同発展を堅持しなければならない。第三に、「共同」「総合」「協(xié)力」「持続可能」の安全の実現(xiàn)を堅持しなければならない。第四に、異なる文明の共存と交流、學(xué)び合いを堅持しなければならない。
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