河南省安陽市滑県の青年、謝さんが今ネット上で注目の人になっている。彼女に喜んでもらおうと、彼は一ヶ月かけて、串焼き用の竹串で高さ1メートル近いエッフェル塔を作り上げた。この技術的な愛情表現(xiàn)は女性ネットユーザー間で“他人の彼氏”に対する羨望の眼差しを集め、“竹串製のエッフェル塔”は微博(ウェイボー)の話題をさらった。中原網(wǎng)が伝えた。
ロマンの都パリに行き、エッフェル塔に登ることは多くの女性の夢であるが、謝さんも長い間彼女と一緒にパリを訪れたいと考えていた。その希望は遂に葉うことがなかったが、彼は自分で図面を描き、1ヶ月程かけ、200本余りの串焼き用の竹串を用いて、“エッフェル塔”を作り上げてしまった。聞くところによると、謝さんは建築學を學んでおり、完成したエッフェル塔は精緻を極め、杜撰な部分は全く見當たらないという。
3月27日午前、人の半分ほどの高さがある“エッフェル塔”の完成品が微博を通じてネットで公開され、ユーザーの話題を集めた。ある人は謝さんの心遣いを褒め稱え、“他人の彼氏”に羨望の眼差しを向けた。しかし、「どんなに上手く作ったとしても、彼女を実際にパリに連れて行くことに勝ることは出來ない」という皮肉なコメントも見られた。また中には、「次に製作用の竹串が必要なときには、自分に頼んでくれれば、食べるのを手伝うよ」というコメントも見られた。
竹串でエッフェル塔を作るのは実際どれほど難しいことなのだろうか。記者が“竹串製のエッフェル塔”で検索すると、様々な図面や作り方が忽ちに出現(xiàn)した。材料は竹串、カッターナイフ、糊のみで、図面どおりに一層一層組み立てていく。忍耐力さえ十分にあれば、エッフェル塔を作り出すことはそれ程難しいことではないようだ。
“竹串製のエッフェル塔”の最初の製作者ではないが、謝さんのきめ細かさと心遣いはネット上で少なからず賞賛を受けている。それは“パリ中國映畫祭”という名のネットユーザーが言うように、夢は遙か彼方に見えて手は屆きそうに無いけれど、我々は夢を実現(xiàn)するための道程で絶え間ない努力をしているのである。
ネット上には竹串製のエッフェル塔を作るための教材が多く公開されており、図面を印刷すれば、あなたもエッフェル塔を作ることができる。謝さんは一ヶ月をかけて自分で図面を描き、組み立てた。完成した竹串製のエッフェル塔は精緻を極め、杜撰な部分は全く見られない。(編集TM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月1日
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