朝鮮の若者の戀愛観が現(xiàn)在変化しており、結(jié)婚を急がずに、慎重に結(jié)婚相手を選ぶようになっているほか、戀愛には大膽になっている。環(huán)球時報が報じた。
朝鮮ではこれまで、女性なら20歳ごろに結(jié)婚を考え、25歳になっても獨身のままなら、周囲から「適齢期を逃した」と見られていた。しかし、近年、首都?平壤(ピョンヤン)に住む、経済的に恵まれた家庭の女性が結(jié)婚する年齢は年々上昇している。筆者は以前、1986年生まれの平壤出身の女性を取材する機(jī)會があった。渉外業(yè)務(wù)を行う機(jī)関に勤めているという彼女は、「これまで數(shù)人の男性と付き合ったことがあるが、みんな何か物足らず、結(jié)婚に至らなかった」という。
平壤にある大學(xué)では現(xiàn)在、普通に戀愛が行われ、多くの大學(xué)生が戀人とキャンパスを歩いたり、街に出かけたりしている。中には、街中で手をつないで會話しているカップルもおり、周囲の目など全く気にしていない。筆者は以前、平壤にある主體思想塔(チュチェササンタプ)の正面にある大同江(テドン川)の畔で、抱き合っているカップルを目撃した。
平壤の若者が選ぶ結(jié)婚相手にも変化が生じている。以前なら、軍人や黨員、幹部などの男性が、女性に人気だった。しかし、現(xiàn)在はその條件が複雑になり、場合によっては「厳し過ぎ」と感じさせるほどだ。ある平壤の女性は、理想の結(jié)婚相手について、「名門大學(xué)を卒業(yè)し、政府機(jī)関で仕事をしている男性がいい。渉外業(yè)務(wù)を行う機(jī)関で働いているならベスト。労働黨の黨員であることは必須條件で、裕福でなければならない。もちろん、外見も活気に満ちていなければならない」と語った。一方、若い男性に人気なのは、美しく、経済的に恵まれた女子大生だ。平壤に住む多くの人は一定の経済力を有しており、そのような家庭に生まれた若者は、新しいものに対する好奇心も旺盛だ。そして、外部の世界に觸れることもできるため、海外の電化製品や化粧品なども好んで使用している。
結(jié)婚式にも新たな要素が加わるようになっている。例えば、結(jié)婚式當(dāng)日に、金日成主席と金正日総書記の銅像に獻(xiàn)花するという儀式に変化はないものの、デジタルカメラやビデオで結(jié)婚式の様子を撮影することが流行し始めている。平壤では、屋外で結(jié)婚寫真を撮影したり、結(jié)婚式を撮影したりする専門ショップが増加しており、きれいな風(fēng)景の場所では、カメラマンを前に、さまざまなポーズを決めている若いカップルをよく目にする。また、富裕層は、平壤にある玉流館や高麗賓館などの高級レストランで結(jié)婚式を挙げることを好むようになっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月15日
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