大陸部で「ナンバーワンの富豪の座が順繰りに回っている」のとは異なり、世界では中國(guó)人富豪トップの地位は比較的固定されている。米経済誌「フォーブス」が20日に発表した2015年中國(guó)人富豪ランキングでは、香港の長(zhǎng)江実業(yè)（集団）有限公司と和記黃埔有限公司の李嘉誠(chéng)會(huì)長(zhǎng)が前回に続いてトップの座を守った。資産額は333億ドル（1ドルは約119.4円）で、前年に比べ7.42％増加した。「新京報(bào)」が伝えた。

大連萬(wàn)達(dá)集団の王健林會(huì)長(zhǎng)は資産額242億ドルで上位3位に入り、大陸部の富豪のトップに立った。アリババ（阿里巴巴）の馬雲(yún)會(huì)長(zhǎng)は227億ドルで4位、漢能持株集団有限公司董事局の李河君主席は211億ドルで5位だった。

▽富豪の資産平均額が大幅に上昇

15年の富豪上位10人のうち、鄭裕彤氏を除く9人は、過(guò)去1年間に資産が増えている。とりわけ馬氏の増加率が127％と最大で、前回の15位から大いに飛躍して4位に食い込んだ。

前回14位だった李河君氏は資産増加率が104.85％で211億ドルに達(dá)し、5位に躍進(jìn)した。

注目に値するのは、14年ランキングが発表された2014年4月21日には、アリババはまだ米國(guó)で上場(chǎng)していなかったということだ。この年の9月に米國(guó)で上場(chǎng)したアリババは、上場(chǎng)後に株価が高騰し、昨年末には李嘉誠(chéng)氏と馬氏がアジアトップの富豪の座を爭(zhēng)うようになった。

▽富豪上位10人の平均年齢がより若く

馬氏と李河君氏の2人が入ったことで、中國(guó)人富豪上位10人の平均年齢がますます下がり、昨年の72歳から66歳に若返った。

馬氏だけでない。インターネット大手BAT（百度、アリババ、テンセント）のトップは馬化騰氏も李彥宏氏もすべて上位10人に入り、最も若い富豪にもなった。

業(yè)界別にみると、上位10人のうち、不動(dòng)産大手のトップが多數(shù)を占めた。また今年の上位370人をみても、引き続き不動(dòng)産関連が最も多く80人を占め、中國(guó)人富豪の20％以上が不動(dòng)産業(yè)に足場(chǎng)を置いている。不動(dòng)産大手?萬(wàn)達(dá)集団の王氏は資産額242億ドルで上位3位に入り、大陸部のナンバーワンの富豪になった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年4月21日