中國工業(yè)?情報化部(省)の賽迪研究院(CCID)は5日、「2015年第1四半期工業(yè)?情報化情勢分析報告」を発表した。これによると、中國の工業(yè)経済はまだ減速傾向にあり、成長率は約6.2%にとどまると見られる。その中で情報産業(yè)と電子情報製造業(yè)は、中國経済の成長を引っ張る力としてますます重要性を増している。経済日報が伝えた。
CCID工業(yè)経済研究所の劉春長所長によると、今年第1四半期の工業(yè)投資は3兆889億元(1元は約19.3円)で、成長率は昨年同期から4.3ポイント下落した。産業(yè)別では、石油化學?化學工業(yè)?金屬精錬?ゴムプラスチック製品?専用設備製造などの重化學工業(yè)は、投資成長率の落ち込みが特に大きく、下げ幅は平均4.8ポイントに達した。構(gòu)造調(diào)整によって重化學工業(yè)の生産力が縮小しつつあることを反映したものと見られる。
工業(yè)が下方圧力に直面している一方、電子情報製造業(yè)は全體として安定した伸びを示し、安定と上昇という去年の傾向が続いている。CCID電子情報産業(yè)研究所の溫暁君氏によると、「インターネット+」戦略によって、消費者インターネットから産業(yè)インターネットへの転換はますます加速することになる。電子情報製造業(yè)の販売額は、第1四半期の水準からさらに高まり、成長率は年間で9.5%から10%に達する見込みだ。
溫氏によると、電子情報製造業(yè)は第1四半期、2兆4千億元の販売額を記録した。前年同期に比べた成長率は10%で、成長率は同比1ポイント上昇した。主要製品の生産量増加には大きな変化が見られる。通信設備?コンピューター製品の生産は明らかに下落している。マイクロコンピューターの生産量成長は12.8%下落し、攜帯電話の生産量成長は1.6%下落した。家電やオーディオヴィジュアル産業(yè)には全面的な回復が見られ、カラーテレビ生産臺數(shù)は3331萬6千臺で、成長率は7.5%に達した。電子部品製品のうち集積回路の生産は230億7千萬個で、成長率は12%に達した。集積回路の推進政策が効果を発揮しつつあることで、電子部品産業(yè)は今後も成長を速めるものと見られ、電子情報産業(yè)の輸出入の成長率は第2四半期には5%に達する見込みだ。相互接続のスマート端末やデジタルメディアは消費電子製品の発展を後押しする。供給チェーンの物流スマート化や「車のインターネット」などの関連サービスが実現(xiàn)されれば、市場の潛在力がさらに発揮されることになる。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月7日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386