北京市內(nèi)の公共交通機(jī)関で利用できるICカード「北京市政交通カード」を持っていれば、北京?天津?河北3省?市の路線バス?地下鉄?都市鉄道に乗車できる――。このような願いが、來年にも実現(xiàn)する見込みとなった。河北省交通運(yùn)輸張はこのほど、同省は年內(nèi)にも、石家荘?保定?廊坊など主要都市を試行エリアとし、天津や北京とのネットワーク化を試行、北京?天津?河北3省?市の「公共交通共通カード」が來年にも誕生する見込みだと発表した。京華時報が伝えた。
交通部(?。─长韦郅砂k表した「交通共通カードの健全な発展を促し、相互利用の実現(xiàn)を加速するための指導(dǎo)意見」では、交通共通カードの実名制導(dǎo)入を奨勵し、路線バス、タクシー、水上バス、長距離バス、都市間鉄道、駐車場などでの利用を?qū)g現(xiàn)することが提案されている。また、北京?天津?河北、長江デルタ、珠江デルタ、長江経済ベルト中流域の都市群において、交通共通カードの相互利用プロジェクトを率先して推し進(jìn)める。2020年までに、全國規(guī)模で都市管轄地域を跨ぐ公共交通共通カードの相互利用をほぼ実現(xiàn)させ、全國ネットワークを確立することを目指す。
河北省交通運(yùn)輸庁によると、同省は今年、河北公共交通共通カードの省レベル清算決済プラットフォームの構(gòu)築に盡力し、石家荘?保定?廊坊など主要都市におけるネットワーク試行を年內(nèi)に実現(xiàn)させ、北京?天津とのネットワーク化を図る。來年には、北京?天津?河北3省?市における交通共通カードのネットワーク化という大目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)させる。これは、北京市民が、共通カード1枚さえ持っておれば、河北や天津の公共交通機(jī)関で何不自由なく利用できることを意味する。
最新の統(tǒng)計データによると、北京市ですでに発行された公共交通共通カードは7千萬枚を上回った。3省市で共通カードの相互利用が実現(xiàn)した暁には、これら7千萬枚のカードは、交換が必要なのだろうか?河北公共交通共通カード電子決済サービス有限公司の徐建新?董事長は、「各都市が発行した共通カードの相互利用を?qū)g現(xiàn)するためには、技術(shù)システム規(guī)格を統(tǒng)一することがポイントだ。これについては、3省?市が現(xiàn)在取り組んでいる。河北省では、11の地級市で、5種類以上のシステムが運(yùn)用されている。これらのシステムが統(tǒng)一されれば、市民が現(xiàn)在所持しているカードは交換する必要はなく、たとえば銀聯(lián)カードと同じように使用できる」と説明した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月21日
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