日本の安倍晉三首相は21日夜、國際交流會「アジアの未來」で講演し、日本が今後5年で13億2千萬円の資金を提供し、アジアの國のインフラ建設(shè)を支援する方針であることを明らかにした。経済參考報(bào)が伝えた。

安倍首相によると、日本は、アジア開発銀行と日本政府系の「國際協(xié)力銀行」と「國際協(xié)力機(jī)構(gòu)」の3ルートでアジア諸國に資金援助を提供し、アジアのインフラ建設(shè)に貢獻(xiàn)することができる。安倍首相は、「日本は自らの技術(shù)的優(yōu)位を利用して、長持ちし、自然環(huán)境への負(fù)荷が小さく、防災(zāi)?減災(zāi)の作用を備えた高品質(zhì)のインフラをアジアの國々に提供できる」と強(qiáng)調(diào)した。

日本政府の制定したプランによると、日本は、自らの主導(dǎo)するアジア開発銀行を通じて約530億ドルのインフラ建設(shè)資金を提供し、國際協(xié)力銀行と國際協(xié)力機(jī)構(gòu)にもそれぞれ約200億ドルと約335億ドルを増資し、さらに政府開発援助（ODA）の低金利融資と無償援助の資金を大幅に増やす。

発展途上國に巨額の建設(shè)資金を提供することにはリスクがあることから、日本政府は、國家財(cái)政予算からの支出と日本の金融機(jī)構(gòu)と大型企業(yè)の投融資共同參加への動員という形でこの巨額の資金を調(diào)達(dá)し、実施の過程での野黨と國民の抵抗を減らす方針を決めている。

日本政府はさらに、アジア諸國への巨額のインフラ建設(shè)資金提供を通じて、日本のインフラ建設(shè)基準(zhǔn)を定著させ、日本の基準(zhǔn)を基本とした國際インフラ建設(shè)基準(zhǔn)を形成し、今後の國際インフラ建設(shè)市場を主導(dǎo)する戦略だ。

日本メディアの報(bào)道によると、タイで建設(shè)中の最初の高速鉄道は日本の新幹線技術(shù)を採用することが決まっており、両國の交通運(yùn)輸部門の大臣は27日、高速鉄道の建設(shè)協(xié)力問題について東京で會談し、関連文書への署名を行う。首都バンコクと北部の観光都市チェンマイを結(jié)ぶこの高速鉄道は全長680kmで、1兆5千億円の建設(shè)資金が必要となる見込みだ。また日本はインドとも、ムンバイからアフマダーバードへの500kmの高速鉄道建設(shè)プロジェクトについて実現(xiàn)可能性調(diào)査を共同で行っており、今年7月にインド政府に調(diào)査報(bào)告を提出する方針だ。マレーシアの首都クアラルンプールからシンガポールまでの全長330kmの高速鉄道建設(shè)プロジェクトで年內(nèi)に行われる國際入札にも日本企業(yè)は積極的な參加準(zhǔn)備を進(jìn)めている。