海信集団有限公司の周厚健董事長(zhǎng)(會(huì)長(zhǎng))は當(dāng)時(shí)、「OLEDよりもディスプレー性能に優(yōu)れたテレビを開発しよう」と呼びかけた。
海信は技術(shù)専門家チームを作り、研究開発に専念させ、170件を超える技術(shù)特許を取得し、ULED技術(shù)を極めた。曹副総経理によれば、「ULEDの中核は低コストで消費(fèi)者に『夢(mèng)のディスプレー』と同じような視覚効果を提供することにあり、世界の畫質(zhì)技術(shù)の流れの中で主流になった」と話す。
海信はどうしてトップクラスに入れたのかという疑問に対し、曹副総経理は、「成功に近道はない。われわれは早くから研究開発に取り組み、長(zhǎng)い時(shí)間をかけて技術(shù)を蓄積しており、さらに多くの技術(shù)者からの支援があった」という素樸な答を出す。
▽グローバル配置には「根拠地」が必要 投機(jī)やテストは必要ない
方副総経理は、「海信は海外市場(chǎng)の発展で20年以上の歴史があり、進(jìn)出した市場(chǎng)のほとんどで根を下ろし、成果を出している。海信は『根拠地』を建設(shè)すべきで、投機(jī)はせず、テストも行わない」と話す。
方副総経理によると、「歐州では市場(chǎng)を開拓して4年あまりになり、無から有へ、有から大への発展を遂げた。2009年に海信の歐州本部をベルギーに設(shè)置した際、デュッセルドルフにあるドイツ2番目の販売ルートと提攜しようと考えた。連絡(luò)を取ってみたところ、海信にはドイツに支社がないこと、製品を?qū)g際に展示している場(chǎng)所がないことから、提攜は斷られた。そこである朝のこと、テレビのサンプルを積み込みブリュッセルからデュッセルドルフまで車を運(yùn)転して行き、初めにこの販売ルートの製品マネージャーと面會(huì)したが、マネージャーは製品を見て、『済まないが今後の協(xié)力はない』と言った。それから1カ月間、われわれはデュッセルドルフの店を見て回り、そこで売られているブランド、製品、価格を把握し、コストを分析し、販売マネージャーを募集し、この販売ルートのために海信製品を?qū)?販売した場(chǎng)合に得られる利益を分析した。そうして先方はついに心を動(dòng)かした。その後、われわれは販売ルートの財(cái)務(wù)擔(dān)當(dāng)者や調(diào)達(dá)のベテランマネージャーらと交流し、同年7月にドイツ法人を設(shè)立し、現(xiàn)地チームを発足させた。新會(huì)社は10年の終わり頃、200萬(wàn)ユーロ(約2兆7143億円)の初注文を受けた」という。
何度も壁にぶつかった昔から、米國(guó)市場(chǎng)や歐州市場(chǎng)で必要があれば主要販売ルートといつでも話し合える関係を構(gòu)築した現(xiàn)在まで、海信ブランドは驚きの変化を遂げた。
海信の関係者は、「われわれの目標(biāo)は今後3年でテレビの売上高世界3位を達(dá)成すること、これからの3年で海外での売上高500億元(約1兆19億円)を達(dá)成することだが、世界3位の目標(biāo)は前倒しで実現(xiàn)することになりそうだ」と話す。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年6月2日
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