2015年は、世界反ファシズム戦爭(zhēng)勝利70周年であると同時(shí)に、日韓國交正?;?0周年でもあり、両國の関係に注目が集まっている。しかし、9日に発表された、日本と韓國のメディアが合同で実施した世論調(diào)査結(jié)果では、韓國人の85%が日本を「信頼できない」と回答し、日本人の73%が韓國を「信頼できない」と回答した?!溉枕n関係は現(xiàn)在、最悪の狀態(tài)。互いへの不信感を募らせており、それが短期間で好転することはないだろう」との聲が上がっている。人民日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。
韓國と日本の関係を好転させるために、まず解決すべきなのはどの問題なのだろう?
解決すべき問題に関して、韓國のA調(diào)査で最も多かったのが「領(lǐng)土問題」で88.5%。以下、「慰安婦問題」(86.2%)、「日本の首相の靖國神社參拝」(62.1%)と続いた。B調(diào)査で多かったのは、「慰安婦などの歴史に対する認(rèn)識(shí)の問題」(31.3%)、「領(lǐng)土問題」(23.8%)などだった。
一方、日本のA調(diào)査で最も多かったのは、「自由貿(mào)易協(xié)定などの経済問題」で51%。「慰安婦問題」や「靖國神社參拝問題」を上回った。B調(diào)査では、「お互いの文化を理解し合う必要がある」、「國民の交流を拡大しなければならない」などの回答が多かった。
両國國民の間にある大きな不信感には、危懼する聲も上がる。ある韓國メディアは、「韓日関係の改善で、最も重要なのは安倍政権が歴史を修正する態(tài)度をやめ、若い世代を代表して、歴史に対する正しい認(rèn)識(shí)を培うこと。教科書を通して、次世代に歴史に対する間違った認(rèn)識(shí)を植え付けることは、韓國と日本の関係を悪くするということに、安倍政権は気付かなければならない。歴史に対する正しい認(rèn)識(shí)を持ってこそ、國民が互いに信頼し合える」と報(bào)じた。
韓國外交安保研究院(IFANS)の尹德敏(ユン?トクミン)教授は、「日本政府は、歴史問題に対する誠意を見せなければならない。特に、戦後の若い世代に、第二次世界大戦中に日本が犯した罪をどのように説明するかに関して、綿密に考え、問題を処理しなければならない」との見方を示している。また、韓國ソウル大學(xué)日本研究所の樸喆熙(パク?チョルヒ)所長(zhǎng)も「不信感を消せるかは、安倍首相の『言葉』と『行動(dòng)』にかかっており、歴史問題を解決すべく、努力を払わなければならない」と指摘している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月11日
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