上海ローソンはすでに浙江省の杭州市と寧波（ニンポー）市で拡大路線を展開(kāi)している。江陰華聯(lián)商廈有限公司を現(xiàn)地の大型フランチャイズ加盟店にして、江蘇省無(wú)錫市市場(chǎng)に進(jìn)出し、3店舗を相次いでオープンさせる計(jì)畫(huà)もある。年內(nèi)に無(wú)錫市周辺で數(shù)十店舗を開(kāi)店させるという。

張総経理は、「これからは発展のスピードを加速させたい。2014年には100數(shù)店舗を開(kāi)店させた?，F(xiàn)在の店舗數(shù)は約380店で、15年までに500店に拡大し、今後2～3年でさらに1千店舗を目指す」と話す。

さきの報(bào)道によると、ローソンは數(shù)年で中國(guó)圏に2億ドル（約247億円）を投入し、20年までに中國(guó)市場(chǎng)の店舗數(shù)を1千店に拡大する目標(biāo)を掲げる。張総経理の計(jì)畫(huà)の通りなら、1千店の目標(biāo)は前倒しで実現(xiàn)することになる。

▽どうやって利益を出すか？

ローソンは現(xiàn)在、日本と中國(guó)のほか、インドネシアとハワイにも多くの店舗がある。日本では2位のコンビニブランドであり、1萬(wàn)店を超える店舗を擁する。

長(zhǎng)年にわたりコンビニの開(kāi)拓事業(yè)に攜わってきた沈さんは、「中國(guó)のコンビニ市場(chǎng)は日本と異なる。日本ではコンビニに行くのはライフスタイルの一環(huán)で、平均すると一人の人が一日に1回以上コンビニに行く計(jì)算になる。だが中國(guó)市場(chǎng)は広大で、すべての都市にコンビニが分布しているわけではない。顧客の來(lái)店率と客単価も日本ほど高くない?，F(xiàn)在、中國(guó)市場(chǎng)のコンビニ店舗は一日あたりの売上高が5千元（1元は約19.9円）に満たないところがほとんどで、根本的に損益分岐點(diǎn)に到達(dá)できていない。計(jì)算してみると、コンビニ1店舗に毎月かかるコストは家賃が2萬(wàn)元以上、光熱費(fèi)が1萬(wàn)元、従業(yè)員は約7人必要で、月給を1800元として計(jì)算すると、人件費(fèi)が1萬(wàn)2千元ほどになり、減価償卻費(fèi)用を計(jì)上しない総コストは4萬(wàn)元以上となる。商品の売上総利益（粗利）は一般的に25％ほどだ。よってコンビニ1店舗の一日の売上高は最低でも5300元なければ投資元本は保証されないが、実際には多くの店舗はこの金額に達(dá)していない。