ローソンも同じく、コストの抑制と黒字圧力などの問(wèn)題にさらされている。

張総経理は、「こうした問(wèn)題があるからこそ、數(shù)年前に一連の業(yè)績(jī)不振店舗を調(diào)整して閉店することにした。2014年には約20店舗を閉店し、2015年は約30店舗を閉店させる計(jì)畫(huà)だ。これはいずれも損失をくい止め、コストを抑制するための措置だ。だが一方で発展もあり、ここ2年ほどは拡大ペースを加速させ、地域の大型フランチャイズ加盟店が急速かつ相対的に低コストで店舗の布陣を拡大している。また今後は自社ブランド商品の強(qiáng)みを発揮することになる。日本でローソンのすごいところは、コストパフォーマンスの高い自社ブランド商品をたくさんそろえている點(diǎn)にある。これまでに自社ブランドの日配品をたくさん開(kāi)発しており、こうした商品が業(yè)績(jī)アップを支えることになる」と話す。

業(yè)界関係者の多くが、「海外市場(chǎng)では、小売企業(yè)の自社ブランド商品はコストを抑制し、売上高を伸ばすための『伝家の寶刀』だが、中國(guó)の消費(fèi)者には名の通ったブランドを買い求め、自社ブランド商品をあまり買いたがらないという傾向がある。こうしたわけで一部の企業(yè)は中國(guó)でうまくいかないのだ」との見(jiàn)方を示す。

上海ローソンの関係者は、「実際にはコンビニも同じような問(wèn)題に直面するが、研究を経てわかったのは、中國(guó)の消費(fèi)者は日配品で自社ブランド商品に対するロイヤリティ（忠誠(chéng)度）が高くないということだった。弁當(dāng)やおにぎりやパンなどは新鮮で味がよければブランドにはこだわらないのだ。そこでローソンは自社ブランドの日配品を大量に研究開(kāi)発し、現(xiàn)在の自社ブランド占有率は30％前後に達(dá)する。一般の同業(yè)者はこの割合が10％に達(dá)しない」と話す。

関係者は、「だが自社ブランド商品は品質(zhì)を統(tǒng)一しなければならない。全國(guó)に事業(yè)を展開(kāi)した場(chǎng)合、自社ブランド商品は統(tǒng)一的な物流配送を確保できるかどうか、全國(guó)で統(tǒng)一した品質(zhì)の維持が可能な加工工場(chǎng)を見(jiàn)つけられるかどうかが問(wèn)題になる。これはすべてコストに関わることだ。またコンビニの競(jìng)爭(zhēng)で大事なのはやはり立地だ。そこでローソンの地域大型フランチャイズ加盟店計(jì)畫(huà)には科學(xué)的な視點(diǎn)が入り、うまくいくかどうか考える際には具體的な収支レベルを検討している。なんといっても一連の三線都市、四線都市は消費(fèi)力がそれほど高くないのだ」と話す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年6月16日