抗日戦爭中(1937-45年)に中國軍を支援した米國義勇軍?フライングタイガース(中國名?飛虎隊)の名前が入った郵便局が7日、重慶友好フライングタイガース展覧館で設(shè)立された。フライングタイガースが、中國が抗日戦爭で勝利する上で貢獻したことを記念し、第2次世界大戦中、中國と米國が共に日本という侵略者と戦ったことを広く知ってもらうのが狙い。中國新聞網(wǎng)が報じた。
同展覧館の代慶標?館長によると、第2次世界大戦中、國民政府の臨時首都だった重慶は、米國空軍が中國を支援するうえで中心的な場所となり、多くのフライングタイガースのメンバーらが駐留していた。當(dāng)時、メンバーらは中國という異國の地から、郵便局を通して家族らに手紙を送り、また家族からの手紙を受け取っていた。そのため、メンバーらにとって郵便局は深い思い入れのある場所となった。
中國郵政集団重慶渝中區(qū)支社の梁玉平?総経理は、「フライングタイガース郵便局は、郵政管理部門の認可を受けて設(shè)立された。切手フォルダーや葉書など、郵便関連の商品を販売するほか、郵便配達業(yè)務(wù)も行う。同郵便局から送られる郵便物には、フライングタイガースの指揮官クレア?リー?シェンノート氏の記念切手が張られ、フライングタイガースの消印が押されるため、貴重な記念品となる。オープン當(dāng)日に送られた1通目の手紙は、クレア?リー?シェンノート氏の妻?陳香梅さんに送られた」と話した。
同郵便局の設(shè)立式典では、重慶籍の臺灣の老兵?劉光智さんが親族を通して、フライングタイガースに関連した切手や葉書、封筒など130點を同展覧館に寄贈した。劉さんの甥に當(dāng)たる黎廷書さんは取材に対して、「抗戦中、おじは重慶からフライングタイガースの輸送機に乗って、ミャンマーに行っていたため、フライングタイガースとは縁がある。寄贈品は、1979年以降、米國や中國大陸部、臺灣などで発行されたフライングタイガース関連の記念品」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月9日
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