広東省高級(jí)人民法院（高等裁判所）はこのほど、同裁判所が訴訟サービスホットライン「12368」を開(kāi)設(shè)すると発表した。一種の「オンライン裁判所」である同ホットラインによって、當(dāng)事者と弁護(hù)士は、電話?ショートメッセージ?ウェブサイトという3種類(lèi)のルートを通じて裁判官とコンタクトを取り、ただちにフィード?バックを得ることが可能となる。新華網(wǎng)が伝えた。

「オンライン裁判所」は、広東省が數(shù)年前にスタートさせた「バーチャル訴訟サービスセンター」建設(shè)計(jì)畫(huà)の一部。同計(jì)畫(huà)には、これ以外に、広東裁判所インターネットをベースに構(gòu)築される「オンライン裁判所」や、スマホ向けサービスプラットプラットフォーム「ハンディ裁判所」などがある。

広東高裁審理管理弁公室の陳潤(rùn)霖?室長(zhǎng)は、「インターネット＋訴訟サービス」の推進(jìn)によって、當(dāng)事者と弁護(hù)士の訴訟手続の煩雑さがかなり軽減され、訴訟サービスが根本的?飛躍的に発展するだろう」と話している。

計(jì)畫(huà)によると、広東省內(nèi)の157の裁判所では、2017年末までに、訴訟?資料閲覧?事例検索?文書(shū)発送などの事務(wù)処理がオンラインで行えるようになり、裁判所の情報(bào)化?スマート化建設(shè)がさらに進(jìn)むと見(jiàn)られる。

中國(guó)東北部の吉林省では、1カ月あまり前に、國(guó)內(nèi)初の省レベル電子裁判所が開(kāi)設(shè)された。電子裁判所の開(kāi)設(shè)後、市民や訴訟関係者は、わざわざ裁判所に赴くことなく、インターネットを通じて訴訟手続きを行うことが可能となり、當(dāng)事者や関係者が裁判所を往復(fù)する時(shí)間と費(fèi)用が大幅に節(jié)約できるようになった。

多くの先進(jìn)國(guó)では、現(xiàn)行の訴訟モデルを補(bǔ)完?完備し、情報(bào)化革新を推進(jìn)し、司法効率を高めることを目的として、電子訴訟サービスが導(dǎo)入されている。たとえば、電子訴訟の先進(jìn)國(guó)である韓國(guó)では、電子裁判所で審理が行われる民事事件は、全體の58％に達(dá)している。吉林電子裁判所の建設(shè)は、この韓國(guó)の先例に倣って進(jìn)められた。