第二次世界大戦において、中國(guó)は反ファシズム連合の4大國(guó)の1つであった。中國(guó)はアジアの主戦場(chǎng)であると同時(shí)に、世界反ファシズム戦爭(zhēng)の主戦場(chǎng)の1つとなった。しかし、冷戦の影響を受けて、世界反ファシズム戦爭(zhēng)における中國(guó)の重要な地位と役割は、戦後70年間にわたり西洋諸國(guó)から軽視され、しかるべき尊重を受けることも無(wú)く、中國(guó)は「忘れられた同盟國(guó)」と化した。これは不公平なことだ。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

（１）中國(guó)は世界で最も早くファシズムの侵略に抵抗した國(guó)家であり、世界初の反ファシズムの戦場(chǎng)となった。

　1931年、日本のファシズム勢(shì)力が満州事変を発動(dòng)し、中國(guó)侵略戦爭(zhēng)を開(kāi)始した。これはまた、第二次世界大戦の序幕とも言える。中國(guó)の抗日戦爭(zhēng)、すなわち世界反ファシズム戦爭(zhēng)の火蓋が切られた。

　1937年、日本は盧溝橋事件を起こし、全面的な中國(guó)侵略戦爭(zhēng)を発動(dòng)した。中國(guó)は國(guó)共合作を基盤(pán)とする抗日民族統(tǒng)一戦線を成立、國(guó)民黨政府が指揮する「正面の戦場(chǎng)」と、中國(guó)共産黨が指導(dǎo)する「敵後方の戦場(chǎng)」を迅速に形成、2つの戦場(chǎng)が相互に呼応し、世界初の反ファシズム戦場(chǎng)となった。

（２）中國(guó)は開(kāi)戦から終戦まで日本陸軍の主力を迎え撃ち、アジアの反ファシズム戦爭(zhēng)の主戦場(chǎng)となった。

　「正面の戦場(chǎng)」では、國(guó)民黨政府の數(shù)百萬(wàn)の大軍が日本軍と対峙、日本軍を牽制し、打撃を加えた。1939年から1944年まで、日本軍は「正面の戦場(chǎng)」において一連の進(jìn)攻作戦を遂行した。中國(guó)の軍隊(duì)は多くの戦いで敗戦を喫したものの、粘り強(qiáng)く戦い続けた。