遼寧省の関連部門が11月7日に発表した情報(bào)によると、國家文物局水中文化遺産保護(hù)センターと遼寧省文物考古研究所は北京市でこのほど、沈沒船「丹東1號(hào)」水中考古調(diào)査プロジェクトの専門家による論証會(huì)を開いた。國家文物局、中國社會(huì)科學(xué)院考古研究所、北京大學(xué)、中國甲午戦爭（日清戦爭）博物館、中國船舶重工集団公司第701研究所などの各機(jī)関?各分野の専門家は、丹東1號(hào)は清王朝の北洋艦隊(duì)の「致遠(yuǎn)艦」であるという結(jié)論を?qū)Г訾筏?。光明日?qǐng)?bào)が伝えた。

考古調(diào)査では磁気計(jì)という科學(xué)技術(shù)を用いることで、沈沒船の鉄製の遺物の重さを約1600トンと推算した。資料に記載されている「超勇艦」の排水量は1380トン。致遠(yuǎn)艦は2300トンで、沈沒船の1600トンの艦體と一致する。また考古調(diào)査隊(duì)は2015年に、日本で作成された海図「黃海北部及び渤?！工蛉胧证?、致遠(yuǎn)艦と楊威艦の沈沒した位置を特定した。そのうち致遠(yuǎn)艦は沈沒船の位置に最も近く、誤差は1000メートル未満だ。また水中考古調(diào)査により、致遠(yuǎn)艦のエンブレム入りのオーダーメイドの皿、これとセットで使用されたエンブレム入りの銀のスプーンが見つかった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月11日