幸田さんが「四海同春」で今回鑑賞した京劇の演目は、有名な京劇俳優(yōu)の王蓉蓉さんと杜鵬さん演じる「四郎探母」と「紅鬃烈馬」。幸田さんは中國語がわからないので歌詞の意味は覚えられないが、メロディーを楽しむことができたという。
実際、京劇と歌舞伎の神コラボは過去にも珍しいことではなく、アジアの伝統(tǒng)蕓能の中で、京劇と歌舞伎は表現(xiàn)形式や理念など似通った點(diǎn)も多く、いずれもアジアの文化を反映しているだけでなく、個(gè)々の文化の神髄を體現(xiàn)している。
王蓉蓉さんは「京劇の『亮相』は歌舞伎における『見得を切る』であり、京劇の『打撃楽』は歌舞伎で言うところの『下座音楽』で、その音楽のリズムで踴りの動(dòng)きに変化を與える」と語る。
王蓉蓉さんは1990年代にも日本の北海道で歌舞伎役者と同じ舞臺(tái)に立ったことがあるという。「歌舞伎は京劇と同じくとても優(yōu)れた文化融合力を持つ総合的な伝統(tǒng)蕓能で、いずれも一般大衆(zhòng)の心理や審美眼、風(fēng)俗習(xí)慣などを尊重し、それらを劇の題材に取り入れている」と王さんは語る。
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