稅関総省は8日、今年2月の輸出入データを発表した。輸出は前年同月比20.6%減少し、約7年ぶりに単月の減少幅の最大を更新し、市場の予想よりも減少した。アナリストは、「1~2月のデータに回復の兆しがみられず、今年の中國対外貿(mào)易は新たな変數(shù)に直面することになる」と話す。
▽データ:2月の輸出は20.6%の大幅減少
今年1~2月の輸出入額は3兆3100億元(1元は約17.3円)に上り、前年同期比12.6%減少した。2月は1兆4300億元で同15.7%減少した。うち輸出は8218億元で前年同月比20.6%減少し、約7年ぶりに単月で最大の下げ幅を記録した。輸入は6123億元で同8%減少した。輸出から輸入を差し引いた貿(mào)易収支は2095億元の黒字で、黒字額は同43.3%減少した。
國別にみると、1~2月には主要貿(mào)易相手國との輸出入が減少した。第1のパートナーである歐州連合(EU)は輸出入額が5160億6千萬元で同9.7%減少した。2番目の米國は4711億4千萬元で同12.2%減少、3番目のASEAN諸國は3987億3千萬元で同14.9%減少。日本は2456億8千萬元で同6.7%減少だった。
輸出製品の種類別をみると、電気機械製品や繊維製品?衣類といった労働集約型製品の輸出が減少した。1~2月の電気機械製品の輸出は同12.2%減少、靴類は同17.3%減少、自動車は同33.5%減少した。
▽分析:外需の持続的不振が主要因
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