中國中車株式有限公司は10日、米國のシカゴ交通局(CTA)が現(xiàn)地時間の9日に公告を出し、中車傘下の南車青島四方機(jī)車車両株式有限公司がシカゴの地下鉄車両846両のプロジェクトを総額13億ドル(約1475億円)で落札したことを明らかにした。中國の鉄道設(shè)備メーカーが先進(jìn)國に輸出する地下鉄車両プロジェクトとしては過去最大規(guī)模になる。新華社が伝えた。
シカゴには米國で2番目の公共交通システムがあり、地下鉄の歴史は1947年からと古い?,F(xiàn)在は8路線が運行し、営業(yè)キロ數(shù)は170キロメートルに達(dá)する。CTAは2014年に國際入札で7000系の地下鉄車両846両を調(diào)達(dá)し、稼働中の車両に置き換えて導(dǎo)入すると発表。これはシカゴ地下鉄の全車両の半分に當(dāng)たる數(shù)字で、最終的に中國中車の関連會社が落札した。
7000系車両はステンレス車體、2両編成、連結(jié)が可能で、最高時速は112キロメートル。米國基準(zhǔn)に基づいて設(shè)計され、シカゴ地下鉄の特徴である急カーブ、高架、厳寒の気候といった特殊な運営環(huán)境に対応する。
プロジェクトが始動すると、中國中車はシカゴに工場を建設(shè)し、車両の組立を行う。シカゴに車両製造工場ができるのは35年ぶりのことで、現(xiàn)地で169人の雇用が生まれる見込みだ。車両第1段は19年の引き渡し、20年の運行開始を予定している。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月11日
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