高層建築の住民が火事の際にどのように迅速に脫出するのかというのは世界的に難しい問(wèn)題だ。6日、上海市の周妙栄さん（70）自身が発明した「高層階快速脫出滑り臺(tái)」を筆者に披露した。計(jì)算によると、脫出滑り臺(tái)は26階の高層階から90秒以內(nèi)に1階へと滑り降りることができる。

上海市長(zhǎng)寧區(qū)のある団地の高層ビルにこの「脫出滑り臺(tái)」が配備されている。ステンレスやアルミ素材で製作されている、この幅約50センチの「脫出滑り臺(tái)」は壁に沿って取り付けられており、普段は収納され階段の使用には支障がない?；鹗?、地震が発生した際、どの階の住民でも階段口の裝置を作動(dòng)させると、すぐさま自動(dòng)的に上から下りてくる。ドミノ方式による機(jī)械の連動(dòng)によって、階段上にすばやく「滑り臺(tái)」が展開するので、脫出者は背中にパットをつけ、滑り臺(tái)に橫たわることで無(wú)事に1階まで滑り降りることができる。

周さんは、「この発明特許は、PCT國(guó)際特許に認(rèn)定されている。すでに米國(guó)、EU、日本、ブラジル、ロシア、シンガポール、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦において承認(rèn)されている」と話す。しかしながら、周さんはこの発明品に対して絶えず改良を行なっている。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年4月7日