（３）貿(mào)易摩擦の影響がより顕著に

世界的な工業(yè)生産能力の過剰、國際貿(mào)易の大幅な減少、シェア爭いの熾烈化といった影響を受け、一部の國は貿(mào)易制限措置を講じて國內(nèi)産業(yè)を保護しようとし、世界的な保護貿(mào)易主義が強まっており、中國の対外貿(mào)易が直面する外部政策環(huán)境は厳しいものとなっている。第1四半期、中國の輸出製品を対象に行われた貿(mào)易救済調(diào)査は37件と、前年同期比55.6％増となった。特に鉄鋼業(yè)界は多くの調(diào)査の対象となり、輸出情勢は深刻化している。

対外貿(mào)易は國民経済の重要な一部であり、経済を推進する力となる。中國の貿(mào)易発展が長期的に好転しているというファンダメンタルズに変化はなく、構造調(diào)整とモデルチェンジ?アップグレードも進展している。今年1～4月の全國外資導入額も安定的に増加した。

専門家は「中國の外資導入は近年上昇を続けているが、これは中國経済の安定的な回復によるものであり、また、中國経済モデルチェンジ?アップグレードのプロセスに潛む大きなビジネスチャンスに対する海外資本の認可が體現(xiàn)されている。資本が中國に集まることは、中國経済の全體的な発展情勢が有望視されていることの表れといえるだろう」と指摘する。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月11日