劉氏は「日韓のゲーム?映畫?テレビは東南アジアでのシェアが高く、歐米でも人気だ。しかし、膨大な人口を持つインドなど一部の地域ではまだまだ発展の余地がある。日本と韓國のアニメ?漫畫?ゲームのインド市場でのシェアはほぼゼロ。映畫はインドでは現(xiàn)地のボリウッドと米國のハリウッドが有名で、日韓のシェアは極めて低い。これも発展の將來性が高い市場と言える」と指摘する。
▽各國との協(xié)力に新モデル
劉氏は「パッケージ輸出、エンジニアリング輸出などの産業(yè)の関連サービス、例えば金融サービスや労働力の輸出?人材育成などの発展を見ると、韓國はスタートが遅く、日本の方が成功している。アジアのインフラ建設(shè)は今後しばらくの間、重點的な発展分野となるだろう。中日韓はこの面で各自の強みを生かし、協(xié)力メカニズムを形成することこそが最終的な方向性となる。健全な競爭と協(xié)力の増加は東アジアがウィンウィンを?qū)g現(xiàn)するための手段だ」と語る。
インフラ建設(shè)には將來的な協(xié)力の可能性があるが、これは観光面でも同様だ。中日韓によるアジア太平洋観光生態(tài)圏の形成は將來の発展のすう勢と言える。ゲーム協(xié)力の分野では中韓はすでに発展を加速している。中國韓國在華商會常務(wù)副會長の申亥鎮(zhèn)氏はかつて、「市場開拓が目的であれ、第3者市場の共同開発が目的であれ、中韓両國の企業(yè)の協(xié)力は急速に増加しており、大きな協(xié)力の余地がある」と指摘した。
しかし、いくつかの問題も存在する。劉氏は「地域協(xié)力メカニズムが多すぎると協(xié)力が斷片化してしまう。日本などが推進する環(huán)太平洋パートナーシップ(TPP)協(xié)定、ASEANが主導(dǎo)する東アジア地域の包括的経済連攜(RCEP)、中韓自由貿(mào)易協(xié)定など一連の2國間協(xié)定などのメカニズムは、サービス貿(mào)易に関する內(nèi)容や基準(zhǔn)が異なる場合がある。これらを統(tǒng)合するのは難しく、中國、韓國、日本の協(xié)力がある程度制限される恐れがある」と指摘する。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月24日
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