北京、上海、広州、深センなどが、第13次五カ年計(jì)畫（2016‐20年）に合わせた計(jì)畫概要を発表しており、2020年までの人口抑制目標(biāo)を明確に制定している。常住人口について、北京は2300萬(wàn)人以內(nèi)に、上海は2500萬(wàn)人以內(nèi)に、広州は1550萬(wàn)人以內(nèi)に抑制することを目標(biāo)に掲げている。深センは人口推計(jì)の目標(biāo)を1480萬(wàn)人としている。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

専門家は、「人口の『レッドライン』を設(shè)定することは、『大都市病』を解決するために必要。しかし、人口抑制目標(biāo)の達(dá)成には、大きな困難とプレッシャーが立ちはだかっている。根本的に解決するためには、都市機(jī)能の設(shè)定を調(diào)整し、産業(yè)や就職を他の地域に拡散させ、特大都市の『サイフォン現(xiàn)象』を減少させなければならない」と指摘している。

北京?上海?広州?深センが人口の「レッドライン」制定

北京、上海、広州、深センはいずれも、第13次五カ年計(jì)畫（2016‐20年）に合わせた計(jì)畫概要の中で、向こう5年の人口の「レッドライン」を制定している。

北京は、常住人口を2300萬(wàn)人以內(nèi)に抑制するとしている。また、東城區(qū)、西城區(qū)、朝陽(yáng)區(qū)、海淀區(qū)、豊臺(tái)區(qū)、石景山區(qū)の常住人口を、14年比約15%減にし、「大都市病」などの大きな問(wèn)題を効果的に改善するほか、首都のコア機(jī)能を顕著に強(qiáng)化したい考えだ。

上海は、超大都市の人口規(guī)模を厳重に抑制するようにという、政府の指示を確実に順守し、人口と産業(yè)の発展、都市の配置、公共サービス?社會(huì)管理などを統(tǒng)一して計(jì)畫。20年までに、常住人口を2500萬(wàn)人以內(nèi)に抑制することを目標(biāo)に掲げている。

広州は、合理的な人口抑制目標(biāo)を掲げている。20年までに、同市の戸籍を持つ人口を920萬(wàn)人以內(nèi)に抑制し、常住人口を1550萬(wàn)人以內(nèi)に抑制することを目標(biāo)に掲げている。

深センも、都市全體の人口を厳重に抑制し、同市の戸籍を持つ人口の構(gòu)造や人口の質(zhì)を最適化するほか、超大都市としての人口と産業(yè)構(gòu)造、都市空間、都市ガバナンス、経済、政治、文化、社會(huì)、エコ文明を「五位一體」とする建設(shè)などを統(tǒng)一して管理できる仕組みの構(gòu)築を目指す。2020年までの、人口推計(jì)の目標(biāo)は1480萬(wàn)人としている。