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2016年5月30日  
 

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人民網(wǎng)日本語版>>政治

南沙諸島の領(lǐng)土的地位は偽りの言葉で決まるものではない

人民網(wǎng)日本語版 2016年05月30日08:12

フィリピンが一方的かつ強引に推し進めた南中國海仲裁裁判では、南中國海の島?礁の法的地位と権利の帰屬に関する論爭が大きな焦點となった。遺憾なことに、フィリピンの論述は白黒を逆さまにする様々な偽りの言葉にあふれ、客観的事実を入念に覆い隠すだけでなく、國連海洋法條約など國際法?規(guī)則のしかるべき意味を悪意をもって曲解するものだった。(人民日報「鐘聲」國際論評)

まず、南中國海の島?礁についてのフィリピンの全論述は全體としてその訴訟戦術(shù)に役立たせるものだ。中國は南中國海諸島及びその周辺海域に対して爭う余地のない主権を有する。フィリピンが中國の領(lǐng)土主権と海洋権益を侵害したことが、中比南中國海紛爭の根本的原因だ。また、主権の帰屬および海洋境界の畫定に関する紛爭は國連海洋法條約が明文で規(guī)定する管轄権除外事由だ。この2點を確認するだけで、一方的に強制仲裁に訴えるフィリピン側(cè)の企てが、はじめから実現(xiàn)可能性のないことがわかる。このためフィリピン側(cè)は國連海洋法條約の制限規(guī)定をかわすことを期待して、中比紛爭の主権の性質(zhì)を極力回避しようとした。

次に、南中國海の島?礁の具體的狀況についてのフィリピンの論述は客観的事実に著しく背いている。これは以下の3點に現(xiàn)れている。第1に南中國海の島?礁の具體的狀況についてのフィリピン側(cè)の論述は史実と現(xiàn)実の真相に著しく背いている。第2に南中國海の島?礁の法的地位についてのフィリピン側(cè)の論述は國連海洋法條約および一般的な國際法の規(guī)定と符合しない。フィリピン側(cè)は黃巖島(スカボロー礁)および南沙(英語名スプラトリー)諸島のどの島?礁も島ではなく、排他的経済水域(EEZ)や大陸棚は主張できないとした。フィリピン側(cè)の見解は、南沙諸島の客観的な実際の狀況と相反する。第3にフィリピンの仲裁裁判における南中國海の島?礁に対する位置づけは、自らの以前の立場と矛盾する。フィリピン側(cè)は南中國海の中國の島?礁を高望みし始めて以來、これらの島?礁をEEZや大陸棚を主張できる島だと見てきた。今回の仲裁裁判になって初めて、フィリピン側(cè)は前言を翻して、南中國海の島?礁の島としての地位を否定した。


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