また、「現(xiàn)在、中國の債務(wù)問題のほとんどは、企業(yè)に集中しており、その問題は注目するに値する。15年末の時(shí)點(diǎn)で、非金融企業(yè)の債務(wù)率は131%。融資プラットホームの債務(wù)を加算すると、非金融企業(yè)の債務(wù)率は156%まで増加する。うち、國有企業(yè)の債務(wù)率が占める割合が比較的高い」と明らかにした。

中國に債務(wù)危機(jī)は存在するか？

中國で債務(wù)危機(jī)が発生する可能性については、債務(wù)だけでなく、資産も考慮に入れなければならない。李氏は、「中國は債務(wù)リスクに対応する十分な資金がある。そのため債務(wù)危機(jī)が発生する確率は低い」との見方を示した。

社會(huì)科學(xué)院の研究によると、多めに見積もったとしても、14年の中國主権資産は計(jì)227兆3千億元、主権負(fù)債は124兆元で、純資産は10兆3千億元ということになる。また少なくめに見積もり、行政事業(yè)機(jī)構(gòu)の國有資産を差し引き、14年の土地使用料を國土資源性資産として計(jì)算した場合、中國の主権資産は152兆5千億元まで減少し、主権純資産は28兆5千億元となる。

李氏は、「大規(guī)模な債務(wù)違約が発生しても、中國には十分な資財(cái)がある。國民経済に大きな悪影響をもたらさずに、解決できる」との見方を示した。

また、中國の高貯蓄率も、債務(wù)問題を解決する上で大きな追い風(fēng)となる。中國は毎年、GPDの50%に相當(dāng)する貯蓄を投資に転化しなければならない。貯蓄を投資へ変換すると、ほとんどが國內(nèi)債務(wù)となる。高貯蓄率は、中國が自分の力で債務(wù)問題を解決するためのサポートとなる。