數十年前、日本のテレビドラマ「東京ラブストーリー」と「燃えろアタック」が中國國內で人気を博し、その世代全ての人々に大きな影響を與えた。時代は流れ、現在日本ドラマを見るのは格調高いドラマを求める少數派の人々となっている。一方で韓國ドラマのファンはすでに中國の全國各地にまで広がり、特に「星から來たあなた」や「太陽の末裔」といった作品の人気で、「韓ドラ現象」が再び人々を席巻している。では中國ドラマはどうかといえば、都市での生活を描いたドラマと抗日戦爭ドラマは依然として海外進出が難しく、歴史ドラマは「Nirvana In Fire」のように韓國に進出した作品もあるが、それはごく一部の限られたほんの一握りのドラマだけだ。上海で開かれている上海テレビ祭では、上海メディアグループ(SMG)が中國、日本、韓國から関係者を招待し、「カスタムと獨占放送傾向にあるアジアのテレビドラマ」をテーマに各國テレビドラマの発展の現狀について交流を行った。インターネットの臺頭や、より多くの若い世代の視聴者を市場に取り込むという課題に対し、中國ドラマ、日本ドラマ、韓國ドラマの三者のうち、どこの國のドラマが最も市場を意識しつつクオリティも追求し、視聴者に認められているだろうか?北京晨報が伝えた。
「太陽の末裔」という新たな傑作ドラマを擁した韓國ドラマ
最近人気の韓國ドラマと言えば、ずばり「太陽の末裔」だろう。女性軍醫(yī)官と特殊部隊の兵士という「超エリート」が繰り広げるラブストーリーにメロメロになった「乙女」たちが少なくないようで、そのデータ通信量やトピック數はいずれも「星から來たあなた」に匹敵している。主役を演じるソン?ジュンギは一躍「國民的旦那様」となり、中國と韓國で人気が急上昇している。またヒロインを演じるソン?ヘギョも「永遠のベビーフェイス」と人気が再沸騰している。
どうして韓國ドラマはこのように中國で人気が高いのだろうか?関係者は、まず腳本がしっかりしている點、そして文化的なつながりが多い點を指摘している。合一グループの高級副総裁である朱向陽氏は「どの國もそれぞれ得意とするジャンルがあると思う。例えばハリウッドと協(xié)力した際に感じたことだが、彼らは超能力や推理のジャンルを得意とし、日本や韓國はと言えば、ラブストーリーや若者向けのテーマに強い。このジャンルではかなり多くの點で共通項を見出すことができる」と指摘するが、共通項があったとしてもそれだけでアジアの作品が全世界でも受け入れられる人気ドラマとなるとは限らないのだ。
例えば「太陽の末裔」を例にすると、同ドラマは中國の動畫配信サイトの愛奇蕓で同時放送するため、放送しながら撮影を続ける方式を変更している。韓國のCJ E&Mテレビドラマ部門の総裁である崔真僖氏は「韓國では各テレビ局が獨占してドラマを放送する。そのため、以前は我々も放送しながら撮影を続ける方式を採用していた。つまり放送開始前にまず4~5話分ほど撮影しておき、あとは放送しながら撮影を続けていく。このような方式には長所もあれば短所もある。長所としては放送しながらなので、視聴者の反応をみることができ、腳本や撮影でそれら視聴者の意見を反映させることができる。短所はスケジュールがタイトすぎるため、撮影のクオリティに影響を與える可能性がある點だ」と語った。
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