また、日本は中國を防備対処の目標として一層明確に位置づけている。東中國海問題では、日本は中國の強い反対を顧みず釣魚島(日本名?尖閣諸島)のいわゆる「國有化」を実施して紛爭を激化させた自らの過ちには言及せず、東中國海協力の共通認識に反して逆ねじを食わせた自らの行為も認めず、反対に中國の正當な活動を「安定の破壊」と中傷している。
南中國海問題では、日本は中國の島?礁建設をむやみに非難するだけでなく、魂膽をもってフィリピンなど領有権主張國と政策的に協調するとともに、裝備面の支援を行なっている。
第2に、日本は米國と連攜して、地域問題を共に主導しようとしている。安倍政権は日米同盟の発展を推し進め続けるとともに、米國の政策的立場に呼応し、米國の「アジア太平洋リバランス」戦略実施の責任を擔おうと努めている。
第3に、日本は最終的に第2次大戦後の國際秩序の束縛を脫することを望んでいる。近年、日本は侵略の歴史をごまかし、「平和」のイメージを偽造して、平和憲法の改正を実現しようとしている。
日本の「労苦を惜しまない」懸命な行動が、自國及び同盟國の利益のためであることは明らかだ。日本は中國を重要な近隣國と見なしているが、中國の臺頭に対して懸念を抱き、中國を牽制する意図がある。そうして事を進める日本が平和を促進することはできず、周辺國の信頼と支持を得ることはなおさらに困難だ。歴史をよく反省し、過ちを正してこそ、日本は地域の安全と安定に寄與することができる。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年8月6日
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