南京といえば南京大虐殺が思い出され、日本人にとって足の向きにくい地名ではありますが、風(fēng)光明媚で、また歴史的な遺産も多く個(gè)人的には好きな街のひとつです。
南京には明代に造られた立派な城壁が殘っています。
城壁の周囲34km。街を守るための城壁です。
南の正門である中華門は、中國(guó)でも最大級(jí)の甕城(おうじょう ※城門外に防御用の城門を二重以上かけた半円形あるいは方形の小堡)で、城外から城內(nèi)に達(dá)するまで3つの內(nèi)門と大門の4重の門があり、內(nèi)門の上には樓閣があります。
敵が門を破って囲いの中へ侵入してきたとき、後ろの門を鉄の門で塞ぎ、敵を3つに分割して閉じ込め、城壁の上から石を落としたり、矢を放ったりして撃退できるようになっています。
また、城壁には蔵兵洞と呼ばれる洞窟のような部屋が27個(gè)あり、平時(shí)には物資の保管庫(kù)として、有事には、兵士が隠れる場(chǎng)所として使用されていました。27の蔵兵洞には、3000人も収容できたそうです。
まさに要塞です。
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