昨年末以降、世界の海運業(yè)は損失が続いている。韓國と日本の造船企業(yè)はともに苦境に陥り、目下、再編などの手段によって業(yè)界に押し寄せる「寒波」をやり過ごそうとしている?！附U済參考報」が伝えた。

韓國の海運業(yè)トップで世界7位の海運企業(yè)?韓進海運が財務危機に陥っているというニュースがこのほど駆けめぐった。自力救済計畫が取引銀行に拒絶されたことで、最後の頼みの綱を失った韓進は、ついに裁判所に會社更生法の適用を申請した。

韓國金融サービス委員會がこのほど明らかにしたところによると、ライバルの現(xiàn)代商船が韓進の所有する貨物船、社員、海外事業(yè)ネットワークなどの資産を引き続くことを検討中よいう?，F(xiàn)代商船も、「政府と協(xié)議中」であることを明かす。韓進は過去5年間のうち4年間で損失を出しており、6月末現(xiàn)在の負債額は6兆1千億ウォン（約5695億6千萬円）に達した。今年は株価が66％も値下がりし、時価総額は3040億ウォン（約284億円）に縮小した。

米紙「ウォール?ストリート?ジャーナル」が8月31日に伝えたところによると、米國の輸出入企業(yè)は韓進の船で太平洋を行き來する貨物を大急ぎで他の海運企業(yè)のコンテナに積み替えているという。アナリストは、「韓進の狀況が悪化すると、世界の海運業(yè)のコストが高騰し、韓進と取引してきた小規(guī)模な企業(yè)は非常に大きなダメージを受けることになる」と予想する。

米調査會社HISがまとめた統(tǒng)計では、世界の新造船受注量は2014年、15年と2年連続で減少し、16年1～6月も前年同期比60％以上減少したという。

海運業(yè)の寒波を受けて日本の造船企業(yè)も危機に陥り、大手は集まって寒さを乗り切ろうとしている。日本経済新聞社の報道によれば、世界の新造船市場の規(guī)模が縮小する中、三菱重工業(yè)は経営資源の統(tǒng)合と事業(yè)規(guī)模の拡大によって競爭を勝ち抜こうとしているという。