初めて日本に行って感じたこと(一) 公共バスで見た日本人の「人情」>>>
もちろん、日本のプロフェッショナルな精神や真剣な社會管理は稱賛に値する。私が注目したのは以下の點だ。繁華街である東京の新宿に高層ビルの車庫から車が絶えず街に出ていた。米國を含むほとんどの國では、そこを通る歩行者の安全は、車の運転手と歩行者自身が注意しなければならない。しかし、日本では、警備員が両側から來る歩行者を止めて、車が出られるようにしていた。そのようにすると、歩行者、特に子供の安全を確保する助けになる。もちろん、日本の警備員はとても禮儀正しく、中國の警備員のように橫暴な態(tài)度を取ることはない。次に、街のゴミ箱がペットボトルでいっぱいになった時、それが地面にまであふれだすことが日本でもあるのだろうかと、好奇心から観察してみた。街角を歩いて戻って來ると、制服を著た清掃員が既にゴミ箱の中を片付けていた。その他、新宿の街中には、恐らく日本人に対して、客引きをしている居酒屋には行かないようにと注意を呼び掛け、「行くと後悔する」と警告する看板が立っていた。その看板はコミュニティ商會が設置したもののようで、悪質な店を根絶することはできないものの、責任感のある親切な呼び掛けだと感じた。最後に、地下鉄の駅のエスカレーターの脇に、「子供が怪我をする事故があったため、注意するように」という內容の駅長からの呼び掛けが掲示されていた。(文:伍國 米國ニューヨーク州立大學歴史學博士、アレゲニー大學歴史學部の助教授。斉魯晩報掲載)
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