第19回ASEANプラス1(中國)首脳會議ならびに中國?ASEAN対話関係構(gòu)築25周年記念サミットがこのほど開催された。中國とASEAN諸國の首脳は、1991年に対話関係を構(gòu)築して以降中國とASEANが得た成果を積極的に評価し、経験を総括したうえで未來を展望し、中國?ASEAN協(xié)力の新たな青寫真を共に描くことへの期待を表明した。(文:蘇暁暉?中國國際問題研究院國際戦略研究所副所長。人民日報(bào)海外版コラム「望海樓」掲載)
各國の心中にはいずれも新たな青寫真のデザイン草稿があり、青寫真に自らの気に入った色を加えることを望んでいる。だが、この青寫真には必要不可欠な色がいくつかある。
第1の色は、政治的相互信頼だ。相互信頼はまず尊重に基づく。中國は他國の獨(dú)立、主権、領(lǐng)土的一體性の尊重、他國への內(nèi)政不干渉を終始堅(jiān)持し、ASEAN諸國の稱賛を得ている。相互信頼の源は誠実に接することにもある。中國はASEANの懸念を重視し、ASEAN統(tǒng)合プロセスを支持し、地域のフレームワークが変化する中でASEANの中心的地位を維持することを支持し、國際?地域問題でASEANがより大きな役割を発揮することを支持している。
第2の色は、互恵?ウィンウィンだ。貿(mào)易は経済発展の重要なエンジンの1つだ。中國は7年続けてASEANにとって最大の貿(mào)易パートナーとなり、ASEANは5年続けて中國にとって第3の貿(mào)易パートナーとなった。2015年に雙方の貿(mào)易額は4720億ドルに達(dá)し、2020年までに1兆ドルに引き上げるとの目標(biāo)へ向けて邁進(jìn)している。コネクティビティは経済発展の血管を通じさせる助けとなる。ASEANがちょうど採択した「ASEANコネクティビティ全體計(jì)畫2025」は、インフラ、貿(mào)易、物流、人員移動などの分野でASEAN內(nèi)部のコネクティビティを強(qiáng)化することを目指している。この目標(biāo)を達(dá)成するため、ASEANは全體計(jì)畫と中國の打ち出した「一帯一路」(the belt and road)イニシアティブの調(diào)整を進(jìn)め、コネクティビティ協(xié)力を強(qiáng)化する方法を検討することを望んでいる。中國とASEANは生産能力協(xié)力強(qiáng)化の共同聲明も発表した。雙方は生産能力協(xié)力を通じて経済?貿(mào)易関係を一層強(qiáng)化し、雙方の産業(yè)界の自信と積極性を高める計(jì)畫だ。
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